100万円と苦虫女
映画を見た。
「100万円と苦虫女」という映画だ。
あらすじ
『百万円と苦虫女』は、2008年7月19日公開の日本映画。蒼井優が演じる主人公の鈴子がひょんなことから前科持ちになってしまい、実家を離れて各地を転々としながら生活していく姿を描いた青春ロードムービー。(参考→ウィキペディア)
映画の雰囲気は、全体的に薄暗い感じで、ハッピー✨っていう感じではない。
疲れてる時に見ていたい映画だ。
鈴子は、100万円貯まったら、違う場所に引っ越す。引っ越した場所で、アルバイトをしながら生活をする。そしてまた100万円が貯まったら新しい場所に引っ越す。
そのような生活を繰り返している。
まず、蒼井優がかわいい。
私も、蒼井優(鈴子)の気持ちはわかる気がする。
同じ場所に居続けるのが嫌になるというか。
違う世界に行ってみたい。
でも、違う世界に行っても、また、満足して、さらにまた違う世界を見てみたくなる。
私は、そんな気持ちで、頑張ってきたサークルをやめてしまった。
せっかく仲の良い友達もできたし、いろいろ分かってきたのに、突然。
他にも、やめたことはある。
大学、バイト、、
やめたくてやめた訳じゃない。
しょうがなかったものもある。
でも、時々、あの時やめなかったら、もしあのままあの場所に居続けたら、どうなってただろう。
私なんでやめちゃったんだろう、と後悔することもある。
できれば後悔なんてしたくないのに。
この映画の中で、鈴子は、「逃げ続けている」と言っていた。
ずっと、同じ場所にいれないのは、結局逃げているのだろう。
逃げることは悪いことじゃない。
でも、最後に鈴子は、「次の街こそ、自分の足でちゃんと自立していきていきたい」
と言っていた。
私も同じような気持ちなので、すごく良かった。
「どっか遠くに行きたいなー、全部やめちゃいたい、とか、他の道もあるのかも、」
という気持ちで新しい場所に行くのだろう。
でも、そろそろ疲れた。
新しい場所に行くのも、別れるのも。
私もそろそろ、定住したい。
できれば、いまやってることを続けていきたい。
今いる場所で、このまま楽しく暮らしていけたら、とても良いな、と思う。
鈴子は、
出会うために、別れるのだと思います。
と言っていた、
とても良い言葉だな、と思った。
私はまだ、そこまでポジティブなふうに思えない。
新しい出会いがあっても、やっぱり、なんであの時、、って思ってしまう自分がいる。
でも昔に戻ったとしても、絶対、やめたくなってしまうと思う。
そう思ったら、いままでの別れも大切なことだったのかもしれない、と思う。
結局、今の自分に満足できる、というのが大事なことなのかもしれない。
私にとっては。
いつか、いろいろと前向きになれたら、良いな、と思う。
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