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図書館戦争はマジアツイ

はちゃめちゃにお久しぶりですー!

就職活動真っ盛りでげんなりしてきたのでnoteで昇華しようと思います。


と思ったんですけど、ずっと就活のこと考えてるのに、

ここでも就活振り返るの急に嫌になったんで止めます♡


こないだ久しぶりに図書館戦争引っ張ってきてみたんですよ。

(まあこれも就活のためなんですけど…)

そしたら!面白いのなんのって!

もっかい話さらっとこ、くらいの気持ちで開いたのに、

まんまとちゃんと読み進めちゃってます。


中学生のときに図書館戦争と出会って、本当に本当にドはまりして!

実際漫画とかアニメとかは触れてきてないんですけど、

単行本と実写化にのめり込んだ記憶があります。

当時は小牧教官がで~すきだったんですよね。

「もう子供に見えないから困ってるよ」

がたまらんくって!!!!!!!!!!

(これは実写化でも話題になったよな)

文庫の巻末についている「ロマンシング・エイジ」もいいよね~~~~~


なんて思ってたんですけど、

今開いてみるとやっぱ堂上教官、まじで良い。

としみじみ感じています。

不器用、全部不器用、かわいい、すき、かわいい、かっこいい、不器用、かわいい、

のエンドレス。


中学生の時には分からなかった成人男性の心の機微とか今読むとなんとなく分かるから楽しい。

そして郁の可愛さもめちゃくちゃ分かるから超共感できる。


あとなによりやっぱり中学生の知識量じゃ追いついてなかった

表現の自由だとか知る自由だとか、検閲だとか、言葉狩りだとか、未来企画の構想の問題点とかがクリアになって理解できるようになってたのも発見。

大学でそれなりに勉強してきたことが結構ぎゅっと詰まってるなという印象。

執筆されたの2006年とかだと思うんですけど、このときってまだまだガラケーの時代ですよね?

PCとかも今ほど普及されていたとは思えないし。。。

ネット時代が来ることを想定しているかのようで、やっぱ有川先生すげ~って感じ。


そして現実、図書館戦争の世界が絶対に来ないとは言い切れない状況になってきてるな、とも思いました。

なんというか、私たちが知る自由を犯されている可能性について無頓着な部分はあるよなあ、と。

例えば政府の公文書が頻繁に隠されていることとか。

あれってたぶん一般市民でも閲覧できるようになっているものじゃなかったでしたっけ。

それが資料がありませんとか、見つかりませんとか、

そういうの当たり前になってきちゃってる気がするんですよね。

知る自由って民主主義社会の基本ですよね。

民主主義社会ってことは、国民が国の在り方を決定するわけで、

その決定はやっぱり正しい資料の元判断されるべきじゃないですか。

中学生のときはその辺のことをきちんと整理できていなかったから、とにかく恋愛模様が話の主軸になっちゃってましたけど、

今読むとちゃんと戦闘シーンとか、図書館隊内の派閥とか、良化隊の立場とか、それを取り巻く市民団体とか、そして未来企画とか、そういう政治的でちょっと複雑なことも分かるようになってるので、

なんと小説全編通して楽しい!


ちょうど昨日の夜にシリーズ3作目の図書館危機を読み終えたので、これから4作目。

堂郁の展開経緯も忘れちゃったので、めっちゃくちゃ楽しみです。

そしてその先にある別冊2作はもっと死ぬほど楽しみです。


就活で腐った心を癒してくれる物語、

逃げ場になってくれるもう一つの世界、

やっぱりこんなものに携われる人間になりたいです。


みんな大変だけど息抜きしながら、

自分の生活を大事にしながら、

頑張りましょう。

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