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-365日後のあなたへ- 残したい想い

2022年4月23日、太陽が思いきり顔を出し、葉の香りが青く気持ち良いこの日にオア明奈さんの「人生肯定」出版1周年記念個展へ行ってきました。


忘れられない一日になったから、また365日後に思い出したい一日になったから。そっと残しておこうという気持ちで綴っています。

個展の3日前、私のスケジュールから4月23日の予定がキャンセルになりました。

ハッ・・・明奈さんの個展・・・行く!

本当の心の声に背中を押され、数年ぶりに都内へ出向くことにしました。あまりにも直前にチケットを購入してしまって、ずっとお会いしたかった方に会える機会を目前にソワソワドキドキ。直接お会いしたら伝えたいことがいっぱい。


今から365日前の私は、やりたいことが分からず、何をしても満たされない、私ができることって何?私らしさって何?そんな悩みを胸に生きていました。振り返れば、あの頃はただ苦しかったんだと思います。でもなにが苦しいのかは理解していなかった。

それから私が人生肯定本を手にしたのは、半年後の昨年秋。その後立ち止まる時間を作り、ライフログスクールを5期生として修了しました。私にとってスクールでの過程は、人生を振り返ることで「これが私なんだ」と自分をそのまま認めるきっかけになりました。そこからの私は以前の私とは違うことを、日々を過ごすなかで確実に実感しています。

明奈さんにお会いできたら、この私の変化に対する感動の気持ちと感謝を伝えたい。そんな想いを胸に会場へ向かいました。


今回の個展は「対話式個展」。美しく時の流れる空間で、明奈さんからの問いに答えながら、改めて自分と向き合う贅沢な時間を過ごしました。

私の人生は誰かとまったく同じ人生にはなり得ないけれど、誰かの人生に流れる感情の揺れがまるで自分のことのように感じられることってあるんだよなあと、改めて感じていました。そして、そんな自分が好きであるということにも気づかされました。

鑑賞後には「自分の感情をありのまま受け止められる人でありたい」と、365日後の私にあてて手紙を書きました。

いつかふと耳にした「人間はすべての感情を感じられるようにできている」という言葉をよく思い出します。それと同時に、経験しないとその感情を自分の言葉で語ることはできないと思っています。

だったら私は、この人生でたっぷりとあらゆる感情を味わいたい。

そうやって生きている人たちにたくさん出会いたい。

周りの大切な人たちとありのまま受け止めることのやさしさを分かち合いたい。

もちろん私が完璧にできるわけではありません。人間だもの、人生だもの。完璧にできる日が来るとも思っていません。それでいいんだと思います。


こうして自分の好きと心地よさへの気づきを得られて、「行く」と決めてよかったと心から思っています。

会場では初めて動く明奈さんにお会いし、涙ながらに気持ちを伝えることも叶いました。(泣くのだけはやめようって思っていたんですが、私には無理でした。)ライフログスクールでともに人生に向き合った仲間たちと初めて顔を合わせ、肩を並べて笑い合えたことも感慨深いです。人生を語れる仲間がいることは私の自慢です。

こうして会いたい人がいて、会って伝えたい想いがあることは幸せ。

365日後、私はどんなことを感じるのか。楽しみにしながら、私はまた日常に戻ります。


nattun.

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