見出し画像

Process-2: ”今ここにいる理由”を明らかにする旅の準備|ライフログとの出会い

 まだここはスタート地点。
 前回のProcess-1から約2ヶ月半が経った。相変わらず平日はOL、デスクに向かって仕事をこなし、週末のひと時で癒しを求める日々が続いている。しかし学びの環境を自分に与えたことで、たくさんの刺激を受け、変わらぬ日々を過ごしながらも私の心は着実に進化をしている。

 進化をもたらした出来事はいくつかあるが、この直近1ヶ月間で私の新しい”ご自愛”のパターンとして浮上したものがある。それが今回のProcess-2を書くきっかけとなった”振り返り”であり、”振り返り”によって私は旅のスタート地点に立った。私が”今ここにいる理由”を明らかにする旅の。

振り返りメソッド「ライフログ」との出会い

 きっかけは、ミレニアルズの私らしい働き方を叶えるプラットフォーム:SHElikesの特別イベントだった。それがこちら。

ライフログ特別講座 ー人生ストーリーから自己紹介できるようになるー

 全3回に渡る特別イベントで、登壇者は人生を祝うプロデューサー、オア明奈さん。講座の内容は自身が長年実践してきた振り返りメソッドである「ライフログ」。その取り組む姿勢から人生における出来事との向き合い方、ときには自分自身の思考を深掘りするスキルまでを、受講者とのコミュニケーションを大切に、熱く温かくお話してくださった。

 私はこの講座を通して、ほぼ初めて人生30年分の棚卸しを行い、自分の「好き・得意」の言語化に挑戦した。そして最後には自らの人生ストーリーとそこに乗った感情たちを拾い上げ、言語化した自分だけの言葉で、講座に参加した受講者さん達とお互いに自己紹介し合った。今回はこの「ライフログ」に出会った私の話をnoteに残そうと思う。

”振り返り”はここまで歩んできた私を愛すること

 私はこのライフログ特別講座を受けるにあたって、自分とひとつだけ約束した。それは「真剣に取り組む」ということ。前回のnote記事、Process-1でもう逃げないと決心した経緯を残したように、今の私にとって、過去の自分に起こった出来事やその時の感情を捉え直し、自分をもっとよく知ろうとすること自体に必要性を感じたからだ。

 私の人生で起こった出来事、30年分。それぞれの事実と感情を洗い出したら、盛りだくさん。そこから得たもの・学んだことを整理して、必要があれば現在の私が丁寧に捉え直しをする。幼少期から現在に至るまで、細かく思い出すことはかなりの時間を要した。

 両親と話したり、写真を見ながら思い出したり。卒園・卒業アルバムやプロフィール帳、プリクラ帳も出てきて。(ジャスサー世代感)思い出に浸りながらも、どんな細かいことも書き出してみた。もちろん人生うまくいったことばかりじゃない。書き出したくない辛いこと、苦しかったこともたくさんある。その一つ一つをとにかく書いた。

 オア明奈さんは”振り返り”は褒める一択で行う、と教えてくださった。私はワクワクしたこと、キラキラ輝いたことと同じくらい、辛い、苦しい、悲しい感情を抱いた過去の自分を褒めることに向き合ってみた。ときには同じ受講生さんたちとシェアして、お互いの言葉にならない部分を引き出して、褒め合って、”振り返り”を一緒に楽しんだ。同じ講座を受けている受講生という共通点だけで、初めましての数分から、次のこんにちはにはお互いの人生を語り合う。こんなぶっ飛んだご縁、そうそうあるものではない。(本当に良い出会いをいただいたと思っています、ありがとう☺️)

 そうやって向き合った、30年分の盛りだくさん過ぎる人生の棚卸し(まだ完了していないけれど)。真剣に振り返ってみたら、私ってなかなかアクティブに楽しんで生きてきたじゃん、ちゃんと今の自分に返ってきてるじゃん、とまた自分を褒めたくなった。”振り返り”によってこれまでの自分・自分に起こった出来事の一つ一つを無かったことにするなんてできない、どれも今へ導いてくれた愛おしい自分なんだと気づいた。これってすごい捉え方の変化。

 つい最近まで、自分の人生「変えたい」、そうネガティブに捉えてしまう私がいた。人生を振り返ってみると、やっぱりあの時こうしていれば、もっと違う選択をしていればと考えてしまう。そんな時には褒めてごらん。なぜそうしたのか過去の自分に聞いてごらん。と教えてくれたのが、ライフログであり、オア明奈さんだった。「変える」のではなく、ありのままの私にやさしく生きる。これが今の私の生きるテーマだ。

ーすべては私のため。私が私をまるごと愛するため。

そんな私はこういう者です

 ライフログ特別講座の最終回は、これまで振り返って明らかになった私、そんな私の「好き・得意」を盛り込んで、自分の言葉で自己紹介する時間が設けられた。時間は2分。たったの2分。こんなにたくさんの時間をかけて振り返って、正直2分は短過ぎると思った。

 でも違った。こんなにたくさんの時間をかけて振り返ったからこそ、たったの2分で「私はこういう者です」と話すことができるのだ。よく知らない・考えがまとまっていないモノを語ることができないのと同じで、本当の私を知らない状態では自分自身のことでさえ語ることは難しいと、今なら想像がつく。(だから自己分析するものね。)

 ここでライフログ特別講座を受けた現時点での「私はこういう者です」を残しておこう。(もしご興味があれば、引き続き読んでいただけると嬉しいです)ちなみに、2分で語りきれなかったver.で、どうぞ。


#伝わることにこだわる人

20歳そこそこの頃、恋人は韓国人男性だった。私たちのコミュニケーションは韓国語で、私の語学力はまさしく彼に育ててもらった。大切な人だからこそ、伝えたいことがある。その状況で語学が伸びるのは必然だけれども、私は伝える言葉とその方法にこだわっていた。繊細な感情を言葉で伝えることは母国語でも難しい。当時の私の悩みといえば、この類のものばかりだった。大切な人との関係の中で、伝わらないもどかしさを経験し、その分”伝わる”喜びを知った。この頃から私はより一層言葉の力に惹かれ、相手に自分の想いがきちんと”伝わる”ことを意識するようになった。

#感動屋さんスピーカー

想いの中でも特に”感動”を伝えることは素直にするタイプだ。共有した”感動”が伝播していく瞬間が好きでたまらない。これからも日々の”感動”を伝播させたい。美味しいもの、感謝の気持ち、体や心の変化。

#夢応援団_大太鼓 #ほんのりポジティブ

そんな感動屋さんな私は、夢に向かってまっすぐな人を応援したくなる性分だ。(そういう恋人もいたなあ、原体験は長くなるので一旦省略)アイドルオーディション番組なんて見てしまった日には、感動の嵐に応援の拍手と涙が止まらない。私は応援団長のようにに大きな声で引っ張っていくわけではない。でも大事な合図を出したり、場の空気を盛り上げる応援団の『大太鼓』みたいに、そばにいて必要な時に前向きな言葉をかけたり、「うんうん、そうだね」と寄り添ってあげられるのが私の応援団としての役割だ。

#やってみないと文句も言えない

さて、応援ばかりして自分はどうなのか。私は努力型人間だ。努力が必要だが、自分の中で理解して表現することに長けている、と母が褒めてくれた。小学生の頃から、10年間続けたバスケットボールは好きも重なって、練習がない日も家でボールを突いては、走り込んで練習をするほどに努力を惜しまなかった。その結果、先輩に混ざってスタメンに選ばれたり、国体強化選手に選抜されたり。そうやって自分の頑張りは必ず誰かが見てくれていることを経験した私には、安心して新しいことに挑戦できるマインドが育った。「やってみないと文句も言えない」が迷った時に自分に言い聞かせている言葉だ。


 以上が現時点で私が自分の言葉で語る私だ。どのハッシュタグにも必ず根拠となる私の原体験がある。人生を棚卸ししたからこそ、真剣に過去の自分と向き合ったからこそ、こんなに自分にピッタリな言葉たちで自己紹介することができるようになった。素直に嬉しい。

これから私が私のためにすること

 今回、私は人生の棚卸しに取り組みながら思った。そして、私はどうありたいのか。それが分からなくて、上手く言い表せなくて、何をするにも心にモヤモヤとした不安が生まれているのだと。私の生きてきた人生を「変える」のではなく、ありのままの私にやさしく生きたい。でも、

ーありのままの私、ってなんだろう。

 人生の棚卸しは「ライフログ」のほんの一部に過ぎない。それなら、これから私はもっともっと自分と向き合う旅に出かけようと決心した。まずは、オア明奈さんが主宰するライフログスクールに5期生として参加する。目標は「ありのままの私」(価値観)の言語化、そしてこれからの歩み方を真剣に考え、次のアクションを決めることだ。

”今ここにいる理由をちゃんと自分で語れる”

 そんな私でありたい。ただの憧れで終わらず、私自身がそうなれるように自分でレールを敷いていくんだ。この飛び回ることのできないご時世に、自分と向き合う旅を選んで、アフターコロナに羽を思い切り広げられるように。


ここまで読んでいただきありがとうございます。自分と向き合うことから逃げ回っていた私が、それでも自分を諦めていなかったから、今の一歩があると思います。そして、愛による熱くて温かい言葉たちを届けてくださったオア明奈さんに感謝しています。次の旅、とてもワクワクしています。どうか皆さんも元気で過ごして、Process-3でお会いしましょう。 nattun.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?