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【読書&…】お稽古ごと

6月6日はお稽古の日らしい。今日お稽古を始めると上達するとか。

そんな本日、こんな本を。
「はな、茶の湯に出会う」(淡交社)
図書館で借りて読んだけれども、何度も読みたいと思ったので購入したのだ。

もし、お稽古の神様がお稽古ごとを1個だけ極めさせてくれるなら、私は迷わず「茶道」と答える。
以前習っていて、先生の都合(孫の面倒をみるとか)や自分の都合(登山シーズンなど…)で継続できない月もあったりしたけれど、かれこれ5年間続けた。
面倒だなと思っても、行けばピリリと集中して、帰る頃には行ってよかったと思える。(森下典子著「日々是好日」にも書かれていたので、みんな同じなんだなと笑ってしまった)

さて、「はな、茶の湯に出会う」はモデルのはなさんが、茶道具や茶、着物など、茶道に関わる職人さんと対談し、茶の湯を深めていく本だ。
そして最後に、はなさんが先生を招いて「お茶事」を開く。素敵!

「お茶事」は食事から茶までフルコースでおもてなしをする。茶事にはテーマがあり、室内の誂えから使う道具まで、趣向を凝らす。私もお茶事がしてみたいし、お茶事に行きたいなと思ったけれど、ハードル高し。もてなされる側も知識や経験も必要で、お茶事はお稽古の集大成のようなものだ。一度だけ先生のおまけとしてお茶事に招いていただき、とても素敵な時間を過ごしたけれど、緊張してイマイチ覚えていないのが残念だ。
今の私は本を読んで知識を深め、妄想を楽しむしかない。

ちなみに私がお稽古で好きだったのは
1釜が鳴る音(鉄釜でお湯が沸く音)
2炭手前(炭をくべる所作)
3香合拝見(季節やテーマに合わせた香合が可愛い)
4季節のお菓子(ワクワクする!)
だ。他にも、好きポイントはたくさんあったが・・・。

釜が鳴って、静かな時間が流れる。
それはなんとも心落ち着く時間なのだ。

いいなーいいなーと思いながらこの本を読んだ。良い先生に出会ったらまたお茶やりたいなと思いを募らせてしまった。

気持ちだけは稽古の事始め(笑)

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