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【夏至】散歩の習慣

仕事から帰ってもまだ明るい。

ご飯を作っていると台所の細い窓から綺麗な夕日が見える。

夕飯の支度が終わってもまだ明るい。

窓を開けるとふわっと心地よい風が吹いてきた。

無性に散歩したくなる。

散歩の魅力に気づいたのはここ1年くらいのことだ。

私は散歩で人生が決まったといっても過言ではない。

それは結婚だ。

4ヶ月前、結婚した。

結婚への不安やこの結婚を選択することへの葛藤があり、結婚をなかなか決断できなかった。

最初はただ朝早く目が覚めたので、ちょっと散歩しようと思って歩き始めた。歩いているといろいろな発見があった。時間の経過とともに変化する空や空気、鳥や虫の声。そして気持ちがどんどん解放されていく。悩みが解決するわけではないけれど、散歩が終わると、なんとなくスッキリするのだ。

その心地よさが病みつきになり、散歩にハマった。

そんなある日、散歩中に結婚への覚悟が決まった。それは「この景色、好きだな」と思った瞬間のことだった。これからも、この景色の中で散歩できれば私は大丈夫だと思えたのだ。霧がすっと晴れるような不思議な感覚だった。

今、結婚して新たな生活を送っている。悩んだことも、葛藤したことも、自然に受け入れ、変化を楽しめている。

散歩は私のライフワークだ。

散歩をしないと悶々としてくる。いや、もしかしたら気持ちが悶々としてきたとき散歩したくなるのかもしれない。どちらにしても、私は、散歩をすることで気持ちを解放できることを知っている。これからも散歩が自分を助けてくれると思っている。

夏至の頃は、仕事が終わってからでも散歩できるので嬉しい。

綺麗な夕焼けと空の変化を楽しみながら、今日も散歩をした。







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