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私たちに植え付けられているジェンダー観に気づける動画

私は10年間、女性が時間や場所にとらわれず、プロフェッショナリティを活かせる働き方と出会えるように支援をするベンチャー企業で働いている。

10年前にこの会社に出会った頃の私は、専業主婦で7年間の離職期間があった。
専業主婦になった経緯は色々あるのだけど、めちゃくちゃ平たく言うと妊娠出産を機に離職した。

どのように社会復帰をしようか?
と頭の中は右往左往していた頃だ。

この会社は、そんな右往左往していた私にとっては、女性たちにとって灯台のような存在だと感じて、本当に素晴らしい!!と思って、ジョインさせてもらうこととなった。

そんな会社で働いているわけなので、ジェンダーについて長年考えてきたつもりだ。

最前線の部署ではないが、妊娠出産育児や介護、病気など様々な事情でフルタイムでは働くことが難しいと感じるたくさんの女性たちをご支援してきた。  

だが、本当にその一側面だけを見て喜んでいていいのか?と、気になっている自分がいる。

女性たちの働き方が柔軟になることが、女性たちが自分らしく生きることに本当の意味で繋がっているのだろうか?

働き方が柔軟になるという選択肢自体が、相変わらず女性たちが家庭のケア責任を負い続けることを助長してはいないか?

もちろん、選択肢としてそのような働き方が世の中にあることは大切だし誇りも持っているが、なんだかとてもモヤモヤしている。

そんな時にこの動画を見た。

この動画を見ての発見

  • 私も含め、女性たちは男性のケア責任を負うものである、という社会的な思い込みの中にいる

  • この社会的な思い込みが私の中にあるということをめちゃくちゃ否定したくなる私がいる

  • この社会的な思い込みは、私が想像していたよりも遥かに、とっても粘着質で、私たちの深いところまでこびりついている

  • 簡単にはそこから抜け出せないよなぁと思う。
    一瞬抜け出してもまたすぐ戻ってしまう。

だから、前述のように柔軟な働き方が世の中に生まれるだけでは上手く行かず、逆に女性がケア責任を負い続けることを助長してしまうこともあるのかもしれないと感じた。
このことについては、もっと探求していきたい。

ところで、ジェンダー・セクシュアリティについて、私たち一人ひとりが向き合うことは、日常生活の中ではあまり機会がないと思うのは私だけだろうか?
しかも、ジェンダー・セクシュアリティについては思い込みがかなりこびりついているわけだから、一人だけでは気がつけないことがたくさんありそうだと思う。

だからこそ、ジェンダー・セクシュアリティについて他者とともに探求していくこと、他者とオープンに語り合って意見を聴き合い、自分の考えを問い直していくことは、とても大切なこと。

自分自身はもちろん、周りの大切な友達、パートナー、家族にも関わること。

一方で、このような話題を安心してオープンに話せる場所があるのか?というと、なかなかないのが現状でもある。

去年参加したワールドワークは、ジェンダー・セクシュアリティについて心から安心して話し、探求することができる貴重な場だと思う。

あなた自身が人生をより良く生きるためにも、
周りのあなたにとって大切な人たちの幸せのためにも、
ジェンダー・セクシュアリティを探求していく機会はとても大切だと思う。

今年もワールドワークに参加します。
ぜひ一緒に探求してみませんか?
ワールドワーク2024の早割は、4月末まで。

いきなりワールドワーク2024に参加するのはハードルが高いなぁと思ったら、こちらの読書会はワンコイン500円で参加できるので、ぜひ気軽に参加してみて欲しい\(^o^)/


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