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ブルームーンの日に

このnoteの筆者、細木夏美の楽曲に「Blue Moon」という歌がある。2019年年末にCDリリース、2020年初頭に配信スタートした2nd Album「Tenderly」の中に収録されている楽曲だ。まずは歌詞を初公開。音源リンクと合わせてお楽しみください。


Blue Moon

あの月は微笑んでいるの ただ澄ましているの
ガラス越し 暗闇揺らす影 今夜会いに行くよ
おとぎ話じゃないけれど 帰りたくなるの 不意に
何にもいらないようで 求めてしまうよ 

何故なの こんなに惹かれてること

あいたい心の奥は不安で 必死に時を繋ぎ止めている
Miss you あなたのことしか見えないの
凍える夜にも想えば

夢を見た どこか知らない街に 迷い込んだの ふたり
それは青い月の夜 再び出逢う奇跡

まぶしくやわらかな その光
照らして あなたをもっと感じたいよ

そっと 見守ってくれているのね

Darling あなたのままでいいから 本当の瞳で笑かけて
ずっとこのままそばにいたいけれど
叶わぬことだと目を伏せた

Moonlight 今度はいつ会えるの
季節が終わってしまう前にもう一度
Darling このまま忘れ去ったとしても
夜空を見上げて…

あいたい今夜は綺麗な月ね 本当の瞳を偽れない
Darling あなたも見ていた青い月 …


***


コロナの影響でアルバムの宣伝が思うようにいかず、ライブ活動自体も思うようにできずの2020年。あっという間に10月も終わりハロウィンか、と思いながらツイッターを見ていると、今日はブルームーンの日だということがわかった。

ブルームーンとは、ウェザーニュースのツイートを引用します。

そして、昨年末ごろに書きかけていた「Tenderly全曲解説集(仮)」から、作者本人のコメントはこちら

本当はブルーカラーではないんだけどね。「ブルームーン」とは、ひと月に満月が2度訪れること。ロマンチックだよね〜と思いながら夜電車に揺られていたら詩が出てきたよ。なんだか現代版かぐや姫みたいになった。スローバラード。月の光の優しさ、強さ、儚さ、美しさ、そして月影に想いを馳せて。
(10/31追記) この弾き語り、緊張するんですよね毎回。幻想的な世界観を大切に大切にと思ってメロディ紡いだ。間奏はよく出てきたな、と。我ながら気に入っています。あまりやらない壮大なピアノワークに挑戦できたな。ブルーのライトに照らされて大きなホール会場のような場所で演奏するイメージがずっと浮かんでるんだけど、そんな日が来たら絶対緊張しちゃう!


次のブルームーンは2023年らしいので、またこの奇跡に出会うチャンスはしばらくおあずけ。今宵は空を見上げてみましょう。

先ほど、私がみた東の空のブルームーンは、とってもくっきり、綺麗でした。


「Blue Moon」

楽曲視聴と合わせてお楽しみください。


「Blue Moon」はApple MusicやSpotify等、各種配信サイトから視聴できます。一覧はこちら↓


アルバムの歌詞カード以外で歌詞を公表したことがなったのですが、これを機にこのnoteの場で、解説やエピソードを添えてちょっとやってみようと思います。次回はどの曲にしようかな。連載として見ていただけたら嬉しいです。


細木夏美



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