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私は楽しく生きている-硫黄島なう-


硫黄島に移住

今年の4月、大好きな沖縄を離れ
鹿児島県三島村の「硫黄島(いおうじま)」
引っ越してきました。

硫黄岳どーん🌋!

映画「硫黄島からの手紙」の
戦争で有名な
東京・小笠原の方にある「硫黄島」とは別
(実はこっちは硫黄島(いおうとう)と呼ぶ)

屋久島・種子島の近くにあります。

天気が良いと屋久島が見える。

念願のタイコの島

人口100人ちょっと。
スーパーもコンビニもない

(小さな商店は、ある)

信号もない

鹿児島県の中心地
天文館近くの鹿児島港から
フェリーで4時間。
(週4往復)


食材はネットでポチッとして
フェリー乗り場で受け取るスタイル。

たまに冷蔵庫が空っぽになって
ヤバイヤバイと
夜な夜なお買物するぐらいなので

住みはじめて3ヶ月経ったけれど

今の所
全く不便を感じていない。

(3月まで住んでいた)沖縄やんばるの
陸の孤島と比べても

Amazonもあっという間に届くし
ネット環境も
(むしろこっちの方が速くて)快適だし

全くもって問題なし。

キッカケはアフリカン

この島
私も3年前までは全く知らなかったけれど、、、

アフリカン業界では
(たぶん)相当、有名な島。

フェリーの発着時には
ジャンベとアフリカンダンスで送迎。


土日は、子どもたちも港に集合し
演奏に参加するので
盛大なフェリー歓迎になる。

ちなみに今年度(2023年)は
島民の3人に1人が中学生以下
(120人中40人が16才未満)

人口ピラミッドが
現代の日本とは思えない構成になっている。

小中学校の部活動は、全員ジャンベ部
(他の部活動はないw)

大人も年に1度
半年間ジャンベスクールで学びながら
島暮らしを満喫できる
「ジャンベ留学生」という制度があり
毎年、島外から5、6人
ジャンベを学びたい人たちがやってくる。

ジャンベ留学生と先生とわたし。

ちなみに今のジャンベ留学生は17期生で
島には過去の留学生も数人住んでいる。

1994年に、ママディケイタというジャンべ界の超有名人(ジャンベの神様と呼ばれている人)がテレビの企画で島を訪れて以来、その後もずっと交流を続けてきた三島村。

追悼イベントに参加

そのママディケイタが2021年に亡くなり
2022年11月、三島村は
ママディケイタの追悼イベントを行いました。

追悼イベントポスター

ずっと硫黄島が気になっていた私に
「住めるか住めないか判断しておいで。」
と送り出してくれた夫に感謝。

(沖縄から1人で参加)

イベントのワークショップ含め
島に合計4泊し

前半の2泊は
全国から集まったアフリカンの先輩たちと交流し

(これがとっても良い出会いばかりだった!)

後半の2泊は
島の人たちとたくさんおしゃべりをした。

(ここもまた濃い時間を過ごすことができた!)

村長や役場の定住課の人たちとも
繋がることが出来て

「ぶっちゃけ住める家がありません。」
と言われつつも、、、

「この島に住みたい!」
と夫にLINE。笑

すると、、、
住むことが出来ている、、、なう!!!

パチパチパチパチ

ゾンビ化しても止まれない引越し

現実は
11月の来島から
4月の移住まで
役場とのやりとり含め
めちゃくちゃな
ハードスケジュールだったから、、、

沖縄から鹿児島へ移動する
フェリーに無事乗れた瞬間、号泣(笑)

沖縄のファミリー

アフリカン仲間が見送りに来て
ジャンベで送り出してくれた。(感動)

フェリーでの24時間移動では酔い止めを3回飲みましたん。
これは知る人ぞ知るタイのよく効く酔い止めですw

その後も鹿児島で2泊
役場で、あーだこーだ手続きしつつ

(三島村役場は鹿児島市内にある。)

鹿児島港から硫黄島に出発する時は
三島村役場の人が「バンザーイ!」
送り出してくれた。(感動again)

そんなこんなで、、、

沖縄離れた寂しさもあるし
引っ越しの疲れや不安もあるし
新しい生活へのワクワクもあるし


フェリーから硫黄島が見えてきたら
またウルウルし始めちゃって、、、

島の人たちも雨の中、、、
盛大に歓迎してくれたもんだから(感謝)

そんな姿を見て
またポロポロと涙が、、、

私の心は大忙し。(笑)

ジャンベで見送られて
ジャンベで迎えてもらった今回の引っ越し。

(なんてスペシャル✨)

今までも夫起源の
突然の引っ越しを何回か経験しているので
慣れてはいるものの、、、

壮絶ハードモードの移動。

引っ越しの最中は
「大丈夫。」しか言わなかった夫も

「今回の引っ越しは
無茶苦茶なスケジュールだったねぇ〜」
「でも出来たねぇ〜」

と言っていた。

家中に溢れる引越し荷物

硫黄島暮らし

今では
ジャンベ留学生のレッスンや練習にも参加しつつ

フェリーの送迎の演奏にも
まぜてもらっていて(見出し写真)

とっても楽しい硫黄島ライフ
送っている。

村長も
「楽しく過ごせよ!」
と言ってくれてるし

「島に住んでいる人たちが
楽しく過ごせていることが
島の未来につながるんだ。」

そんなことも言っていた。

硫黄島でのことは
また別の記事で書こうと思うが、、、

タケノコとりに行ったり、
(手でポキっと収穫できる高級大名タケノコ)

孔雀の羽根をひろったり、
(道を歩いているのが孔雀)

ワイルドな温泉に入ったり、
(島をグルっと温泉がわいている)

硫黄岳を登ったり、
(硫黄が吹き出ている活火山)

野草(長命草とツワブキ)を収穫して食べたり、

船で沖まで釣りに出かけたり、

竹かごワークショップも受けたり、、、
椿油も作り方を習ったりして、、、
(島の名産品は椿油)

人生に離島を

私たち家族は
とっても楽しく過ごすことが出来ている。

(受け入れてくれた島の人たちに感謝🙏)

以上。
「硫黄島からのnote」でした〜
引き続きよろしくお願いしま〜す🎵

ぴーす。