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自分の「枠」からどう抜ける?

「私は、このままでいいのだろうか?」

「子育て後に、自分になにが残る?」

初めての子育てと、仕事との両立に追われていた日々が、少し落ち着いてきたときに、急に閉塞感をもちました。

「人生100年時代」と言われるように、子どもが自立してからの人生の方が長い時代になっています。親である私たちは「自分の人生を生きる」ことが、これまでより大切になってきているのではないでしょうか。

わたしが40歳になる前に、おそってきた閉塞感をどのように乗り越えてきたか?

最初のステップをこちらのnoteに書きました。

1. ちょっとでも、今までやってなかったことをやろう
2. キャリアの棚卸しをする
3. 朝のゴールデンタイムをアウトプットの時間にあてる

今日はこのnoteのつづきです。

(と言っても、前のnoteを読まなくても大丈夫です。)

新しいこと、良いこと日記をつける

閉塞感というのは、自分の「枠」から来ています。

気づかないうちに無意識に作ってしまっているもので、この「枠」に気づくことが、まず第一歩になります。

たとえば、有名な「1マイル 4分の壁」のエピソードがあります。

1954年までは「1マイル4分の壁」をやぶるのは、不可能だと思われていました。ところが、バニスターという選手がその年に「壁」をやぶってから、たった6週間で、別の選手が記録をやぶった。
たった数年で「1マイル4分」は一般的になったというお話です。

「1マイル4分」は絶対にやぶれないと、自分のなかで「枠」を作ってしまっていた。

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これは1つの例ですが、自分に置き換えてみると、IT業界で働いているので、転職を考えるときもIT業界だけ、と勝手に「枠」をつけてしまっていたと思います。

では、どのようにこの「枠」を取っ払っていけばいいのでしょうか。

ちょっとでも新しいことをする意識を持ち、それを継続させていくことが大切になります。

私がやっていたのは、新しいこと、良いこと日記です。

1日の終わりに、

「今日はどんな新しいことがあったか?」

「今日はどんな良いことがあったか?」

「今日、人のためにしたことはあったか?」

3つ書き出すだけ。

1つじゃなくて、「3つ」と決めることで、どんなちっちゃなことでも新しいこと、良いことを絞り出そうとします。どうしても書けない場合は、1つでもいい。

たとえば、「ランチ会に参加できた」「ブログを1記事書いた」などなど。

今過去に書いたものを振り返っているのですが、めっちゃ懐かしい。

・〇〇さんとメール交換
・イベントで知り合った方々にお礼メール、心をこめて書いた
・絵本の読み聞かせをできた
・〇〇さんをTwitterでフォローした
・初対面の人と話せる勇気をもった
・〇〇の本を読んだ
・友達にバースデーメッセージを送った
・クラウドファンディングで支援した
・〇〇さんから、いいねもらえた!うれしい!
・今日は3つの記事を読んだ
・バーベキューをした   

などなど

セリグマン教授という方が研究しているポジティブ心理学で、「人がどうしたらもっと幸せになれるか?」の思いから開発された、有名な方法のようです。

私はこれを応用して3つ書き出して、さらにブログにまとめてたのですが、幸せの感度が高まりました。

「慣れ」も大きく、ちょっと新しいことをしていて、積み重ねていくと、だんだんと新しいことをするハードルが下がっていきます。

私の好きな考え方として「0.2%アップデート」があります。

勝間和代さんとか、楽天の三木谷さんが言われている理論なのですが、毎日0.2%ずつ改善すると、1年間(365日)で200%になる計算です。

1日の0.2%とすると、たったの3分。

3分を何かのアップデートにあてるだけでいい。

このアップデートを、新しいこと、良いこと日記として記録していく。

新しいこと、良かったことを、だれかとシェアする

自分で日記をつける。

でも、なかなか続かないこともありますよね?

この日記をだれかとシェアすることで、私は続くようになりました。

最初は勇気がいるかもしれません。自分の友達でグループ作るのも良いですし、Twitterでツイートするのでも良いかと思います。

私は、新しいコミュニティに飛び込んで、そこでシェアしていました。

シェアするメリットとしては、3つあります。

・継続しやすい
・他者からのフィードバックで、モチベーションが上がる
・他者のをシェアしてもらうことで、自分にも活かせるし、幸せが伝染する

「幸せはシェアできる、伝染する」という考えが好きで、前にそのテーマでブログを書きましたので、貼っておきます。

幸福学で有名な前野先生いわく

「お金は使うと減るけど、幸せは分けると増える」

とのこと。

新しいコミュニティに飛び込む

私が持っていた閉塞感で、大きかったのは人間関係です。

1つの会社にしか勤めたことが無かったですし、ずっと同じ人としか関わらないと、どうしても「枠」が狭くなってしまいがち。

たとえば、同じ会社の人との話題は、「〇〇さんが、〇〇に転職した」だったりして、どうしても人と比べてしまう。

それを脱却するには、できるだけ新しい人と出会うこと。

その1つの手段として、新しいコミュニティに飛び込んでみました。

最近は、いっぱいオンラインサロンもできていますし、何かとコミュニティが話題となっています。自分に合う空気感は、そのときの状況によっても違うと思うので、いろんなコミュニティを試すのが良いのではないでしょうか。

私も勝間和代さんの勝間塾とか、いくつかのオンラインサロンに入っていました。新しいコミュニティに飛び込むのは勇気がいるのですが、これも慣れです。

人見知りな私は、なかなかコミュニティになじむのが難しいこともあったのですが、こんなステップを踏んできました。

「コミュニティ」は、私にとっては切っても切り離せない、私の一部となりました。

みなさんにとって、良いコミュニティが見つかればいいなと思います。

いま、人にシェアできるほどの余裕や幸せを感じられてない方もいるかもしれません。

石山アンジュさんの『シェアライフ』という本の表紙にも、この言葉を載せていただきましたので、この言葉を置いておきます。

「ゆとりがあるからシェアじゃなく、シェアによってゆとりができる」



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