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パラリンピックの開会式に感動

昨日のパラリンピックの開会式はご覧になられましたでしょうか?

もうコンセプトやストーリーがすばらしかったし、以前から注目されている方がご出演されていたり、同僚がご出演されていたり、もう感動でした。

コロナ禍で緊急事態宣言も出ているなか、つくられている方、ご出演されている方の苦悩は図り知れず。ましてやパラリンピックなので、障害を抱えられている状況のなか、リスクを取って関わられていることに、ただただ敬意を表したいと思います。

パラリンピックの開会式のクリエイティブディレクションをされているSLOW LABELの栗栖良枝さん。

SHIBUYA QWSというイノベーション施設のアドバイザーをされており、お世話になっておりました。以前私たちのコミュニティのイベントにもゲストでお越しいただいた方です。

今回オリンピック、パラリンピックの開催に賛否両論があったり、いろんな問題があるなかで、栗栖さんも想いや苦悩を発信されていました。とにかく、最高のパラリンピックの開会式が観れて、ほんとに良かったです。

パラリンピックの開会式の様子が分かるリンクを集めましたので、それを貼っておきたいと思います。

開会式のテーマは「WE HAVE WINGS」。

開会式の舞台は「パラ・エアポート」。つまり飛行場です。

主人公である少女は空を飛ぶことを夢見ている。ただ、翼が片方しかないということで、空を飛ぶことをあきらめていて、周りに集まってきた個性的な飛行機やクルーが応援してくれるが、なかなか一歩を踏み出すことができない。

この主人公のSOYOKAさんの演技、表情がすばらしくて、一気に惹き込まれてしまいました。なんと公募で選ばれたそうです。

インスタのクリエイティブがめっちゃかわいいし、かっこいい。

主人公の少女が外の世界に飛びだして目にしたのが、光るトラック「デコトラ」。

このデコトラから登場したのは、ギタリスト 布袋寅泰さん率いるロックバンド。先頭に座っていたのが、ALSで闘病中の武藤将胤さん。

武藤さんのご活動を存じ上げなかったのですが、めちゃくちゃかっこいいエンターテイメントを実現されています。

こちらが今実施されているクラウドファンディング。

そして、今か今かと登場を待っていたのですが、同僚のダンサー神原健太さんが登場されてましたー!(さきほどのインスタより)

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ダンスも燃える衣装もめちゃくちゃかっこよかったです!

神原さんは、なんと会社の同僚でして、最初に知ったのは会社の全社ミーティングでダンスをされていたとき。

「先天性二分脊椎症」による下半身まひの障がいがある神原さん。システムエンジニアとして働きながら、車椅子ダンサーとして舞台やテレビCMなどに出演するほか、海外公演や学校などでの講演活動も行ってらっしゃいます。

特に小学校での講演活動に力を入れられていて、なかなか車椅子の方や、障害をもつ方との接点を持てない子どもたちに機会をつくりたいという熱い想いを持たれています。

リオデジャネイロ・パラリンピックの閉会式でダンスを披露されたときは、ダンスをはじめて、わずか半年だったとか。

こちらの記事から、神原さんの言葉を引用させてください。

「みんなと同じようにやりたくてできないことは、別の方法を考えた。どうしてもできないときは前向きに諦めて、徐々に『まあいっか』と思えるようになった。小学生の頃はみんなと違って恥ずかしいと思った車椅子で、今は自分にしかできないダンスを踊っている。違っていても構わない」
「ダンスを見てもらうと、壁がなくなって友達のような距離感になる。僕が踊っているのは、実は障がい者理解のためではなく、ただ僕のパフォーマンスを見て、面白い!かっこいい!と直感的に思ってもらいたいから。もしもその先に、それぞれ見た人が何かを感じて、健常者と障がい者の距離が縮まることがあればいい。今日は子どもたちと友だちになれたかな」

東京のオリパラで踊ることを目標にずっと活動をされていたとお伺いしていたので、今回開会式で神原さんのパフォーマンスを観れて、じーんと来ました。

感動をありがとうございました!

さいごに、栗栖さんも神原さんもご一緒いただいたコミュニティの1周年イベントの記念の写真を。

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