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中高生のときの自分に言いたいこと。「女子学生向けキャリア相談室」はじめました。

昨日は、中高生向けの「女子学生キャリア相談室」を開催しました。

本田圭佑さんが主宰する中高生向けオンラインスクール「NowDo」に、以前登壇したことをきっかけに、音声で入れるクラスルームを立ち上げています。今回で2回目。

普段の生活では、中高生と話す機会はなかなか持てないし、単純に刺激になる。

そして、私自身の経験をお伝えすることで、なにかのキッカケになればいいなとも思っています。

思い返してみると、私が学生のときは、社会人の方のお話を聞く機会は全然なかったんですよね。そうなってくると、自分の周りの大人がサンプルになる。たとえば、母親の生き方であれば、自分の母がサンプルになる。

私が運営する母親アップデートコミュニティでは、多種多様な母親がいて、いろんな生き方、働き方がある。それを少しでも伝えられれば、もっと学生のみなさんの可能性も広がるんじゃないかと思います。

前に言われてうれしかった言葉が、

「これまで "母親"って、しんどそうと思っていた。でも、お話を聞いてイメージが変わりました!」

草の根かもしれないけど、学生のみなさんとお話する機会は、続けて持っていきたいなと思います。

今日は、「中高生のときの自分に言いたいこと」をテーマに書きます。

多種多様な"人"と会う

APU学長の出口治明さんが、「人 x 本 x 旅」の大切さを語られていますが、ほんとに共感です。

そのなかでも、中高生のときに全然気づけなかったなと思うのが、多種多様な "人"と会うこと。

学校、そのなかでも部活(ハンドボール部でした)に没頭していた私は、狭いコミュニティのなかで生きていたなと思います。

余談ですが、没頭できる部活(ハンドボール)をやれていたことは、今の自分につながっている。チームワークの大切さも学べたし、継続して筋トレや練習することとか、試合に勝ちたいという目標に向かう気持ちも。

でも、色んな"人"と会うことは、意識できてなかったなと。

"人"と会うためには、海外留学もありだし、旅をするでもいいし、今の時代はオンラインでも、いろんなコミュニティに飛び込める。

これって、ほんとにすごいことだなと思います。

今回キャリア相談室に参加いただいた方は、NowDoに参加している時点で尊いし、本田圭佑さんとフラットに話せる機会を持てるなんて、貴重なこと。

私が最近知り合った高校生にもNowDoを紹介して、今回参加をしてくれました。ちょっとでもおもしろそうと思うコミュニティに、こうやって飛び込んでくれるの、うれしい。

その高校生は、NPO団体でも活動しているとのこと。インターネットで、自分の興味あるテーマで検索して、その活動やイベントに参加してみると、多種多様な"人"と会うキッカケになりますよね。

やりたいことは無くてもいい

よく学生さんから「やりたいことが見つからない」という質問を受けます。

というか、学生さんに限らず、これで悩んでいる人多いですよね。

「個」の時代と言われて終身雇用が崩壊しつつあるし、情報は溢れていて正解が無いと言われるし、AIによって仕事がなくなるとも言われる。

前に職場見学に来てくれた高校生に伝えたことは、

「どんなに小さくても良いから、自分から手を挙げる。」

「手を挙げてから考える。行動の積み重ねの先に、やりたいことが見つかる。」

自分が中高生のときは(というか今も)、自分のなかでブレーキをしてしまって、自信が無かった。

「手を挙げる」という感覚も無かった。

考えてしまうと、ブレーキがかかってしまう。

やりたいことじゃなくて、できることを増やせばいいし、それが結果的に「好き」につながることがある。今の私で言えば、「コミュニティ運営」は、そうだなと思います。

「やりたいこと探し」は、人生をかけたテーマ。私も人生をかけて、ずっと探しつづける。

やりたいことが明確な人や、夢を持っている人は、キラキラして見えるかもしれないけど、そういう人を応援するのでもいい。

「可能性は無限大」

とにかく伝えたいのは「可能性は無限大」ってこと。

中高生の自分は、これに気づいてなかった。

自分を認めてくれ、安心できる居場所があれば、もっと挑戦できる。

これはコミュニティ運営をしていて実感していること。

自分を認めてくれる存在を見つけ、そういう場に身を置くことは大切だと思います。家庭でも、学校でも、サードプレイスでもいい。

手法としておススメなのは、クラウドファンディング。

自分でクラウドファンディングを立ち上げて、それを人に届けて、お金や応援を集める経験は、私も2年前に初めてやってみたのですが、すごく勉強になりました。人に「協力のお願い」をするのがしんどかったんですが、これは早いうちに経験しておくといいと思います。たとえ失敗しても(目標金額を集められなくても)、得るものが大きい。

特に、「お金を集める」という経験はなかなかできない。中高生のときは、そんなことを考えたこともなかったので。

中高生とのディスカッションは、とってもいい時間でした。これからも続けていきたい。


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