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選挙をフェスのように楽しむには、どうすればいいのだろう

いよいよ参院選が始まります。

政治は、私にとっては縁遠いものでした。

というか、今だに。

選挙には行くものの、どうも自分ごとにならない。

「どうせ、政治の世界は変わらないよな。。」

「私の一票で、何かが変わるわけじゃない。」

そんな絶望感が、ぬぐえずにいます。

子どもが生まれてから、ちょっと政治の世界が自分ごとに

子どもが生まれてから、ちょっと政治の世界が自分ごとになっていく時が出てくるようになりました。

「保育園の待機児童問題やばくない?」

当時、待機児童が日本全国ワーストの地区にいたので、これは切実は社会問題でした。

そのあと、じょじょに待機児童問題が解消されていったり、幼児教育・保育の無償化が始まったり。

もちろん、それまでも消費税は毎日影響あるものだし、毎日食べているようなお米の関税の問題など、あらゆる暮らしに関わるのは政治。

でも何か自分ごとにならなかった政治が、子どもが生まれてからは、ちょっとずつ身近に感じるようになりました。

何より「子どもが大人になったときの日本社会はどうなっているんだろう?」という未来への感覚が芽生えたのが、大きいと思います。

選挙をフェスのように楽しむ

昨日、参院選への出馬を予定している乙武さんと、ひろゆきさんが渋谷で街頭演説をされていました。

私は現場には行けなかったのですが、配信でその様子を見ました。

渋谷のハチ公周りは、ものすごい人で、なんだかフェスのよう。

この感覚が、めちゃくちゃいいなと思いました。

演説のなかでも、

「選挙をフェスのように楽しみませんか?」

というお話がありました。

なぜなら、政治はちょっと遠い存在だったり、なんだか話しづらい話題だったりする。

でもフェスだと、「お祭り」なので、ちょっと遊びに行く感じで参加できるし、話題にできる。

なにより、政治の世界ではマイノリティな若い人が気軽に参加できる感覚。

「あ、ひろゆきが来るんだ。それなら、行ってみよう。」とか。

「なんか、人だかりができているから、ちょっと覗いてみよう。」とか。

渋谷のハチ公前で二人が待ち合わせしたのも、あえて渋谷の街で街頭演説をしたのも、政治の世界ではマイノリティである人たち(若者や、政治に関心のなかった人など)が気軽に参加できるような空気づくりだったんだなと思いました。

なんで、「ひろゆきさんは、乙武さんの演説のために、わざわざフランスから帰国したんだろう?」と疑問だったんですが、

乙武さんから質問された、ひろゆきさんは、このように答えていました。

「乙武さんたぶん今回受からないじゃないですか(笑い)。でも、こういう人がなんか頑張ってるっていうのは面白いと思うので、外から見ててもいいと思うんですけど、面白いムーブメントの参加者になりたかった」

上記の記事より引用

乙武さんが演説でも言っていたのですが、これまでマイノリティ(障害がある方、子育て世帯、LGBTQ、ひとり親など)の意見は、ほとんど政治の世界には反映されてこなかった。

なぜなら、「票にならない」から。

「最大のマイノリティは、若い人だ」とも言っていました。

いろんなマイノリティが横でつながり合って、母数が増えていけば、政治の世界で声が無視されなくなっていく。

マイノリティだけが生きやすい社会を目指しているのではなく、多くの人が入っているような「保険」のように、誰もが生きやすい社会のセーフティーネットを作っていきたい、と。

「ちょっとおもしろそうだから、行ってみよう」とか、

「ミーハー気分で参加してみよう」とか、

「ちょっとSNSのキャンペーンに参加してみよう」とか、

「街頭演説のボランティアに参加してみよう」とか、

フェスくらいの気軽さで、選挙に関わってみるのが、おもしろいのかもしれない。

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