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産後ケアホテルが、韓国、台湾、中国では一般的らしい

Twitterで話題になっている産後ケアホテル。

どういうものか気になっていましたので、記事を見てみました。

ツイートから引用します。

産後ケアホテルに滞在してみて。 結論、産後ケア、超大事。 正直高いです。 私も産前に、料金見てムリムリって思ってたんです。でも、それって文化がないからなんだと気付きました。

1泊4万円程度ですが、通常ホテル業務+24時間託児+助産師保育士による専門ケア+1日5食の食事と考えれば、それくらいかかりますよね…。言い換えればそれくらいの価値のことを世の中の母親父親はやっているということでもある!

対象は産後3〜4ヶ月までの褥婦さん。退院後すぐの利用が一番需要があるかと思います。私は産後1ヶ月は実母など家族のサポートがありましたが、授乳指導は受けられず試行錯誤だったので、産後ケア利用の大きなメリットだと思いました。ちなみに希望すれば指導毎日受けられます。

また里帰り出産だと、どうしても夫が産後すぐの育児に関われないことが多いですが、産後ケア施設なら一緒に育児を始められるのもメリット。育休とる男性も増えてるし、そういう意味でも需要あるのではないかなぁ。では私のように産後2ヶ月だと意味がないかというとそうではなくて

「ボロボロの身体×慣れない育児のストレス」から「育児には慣れてきたが思うように自分の時間が取れないストレス」へ変わったけれどストレスはあるし、慢性的な睡眠不足もあるので、赤ちゃんを預けてゆっくり過ごす&寝ることができたのは本当に良かったです。

授乳指導や🥧マッサージもありがたかった…!

冒頭でも書いた通り、産後ケア施設を知った時は、いいなぁと思いつつ高すぎ無理、とスルーしてました。でも龍崎さん@shokoryuzaki
の言うように、多くの人が結婚式に数百万、新婚旅行に数十万のお金を出すのだから、出せないわけではないんですよね。

文化として定着することの重要性を感じました。韓国では7割、台湾では4割を超える人が利用していて「どこの病院で産むの?」と同じように「産後ケアはどこ行くの?」と聞かれるそう。日本人は皆がやってることはやりたがるから笑、利用した人がSNSで拡散して、認知度が上がってどんどん利用者が増えるといいなと思います。

(産婦人科としては好ましくない)「マタ旅」も、いつの間にか当たり前のワードになってるし、VERYとかたまひよあたりの大手雑誌が「産後ケア」や「ファミリーハネムーン」を扱ってくれるといいなぁ。

ファミリーハネムーンについては、こちらの記事に書かれています。

この記事から引用します。

日本での「産後ケア施設」の普及率は現在0.8%と、まだまだ馴染みがないのが正直なところ。しかしお隣の韓国では約75%、台湾では約40%と多くの人に浸透しており、その利用価値が認められている文化・サービスのひとつです。
これまでに複数のホテルを開業してきたホテルプロデューサーの龍崎翔子さんは、2022年5月より新たな命を授かるすべての家族のための産後ケアリゾート「HOTEL CAFUNE」をスタートさせることに。

中国では、結婚式費用のように必要経費として、産後ケアの費用を取っているらしい。

私は出産後1か月は、里帰りしたのですが、産後ケアホテル・施設という選択肢もあったんだなと知りました。

そもそも産後の体のダメージや、心身の疲労を軽く考えていたので、今思えば、あの1か月はしんどかったなと。。

里帰りできない人はもちろん、私のように里帰りしている人も含めて、産後ケアホテル・施設での滞在が当たり前の文化になるといいなと思います。

ちなみに自治体で補助がでる産後ケア施設もあるようです。


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