相手の論理が分かれば「やさしく」なれると気づいた話。
人生初めてディベートをやってみました。
ディベートって、なんでしょうか?
私のなかでは、勝ち負けを決める議論というイメージでした。
なんとなく、勝ち負けっていうのが性に合わず、苦手意識があったんですよね。
勝ち負けを決める議論ではあるのですが、ディベートが「優しさ」を身につけられることなんだ、と気づきました。
そんなことを書いていきます。
相手の論理を想像しておく
今回のディベートのテーマは、文章を読むなら「音声派」か「文字派」か?
そもそも、ディベートの定義をWebから引用します。
ディベートとは「あるテーマに関して、対抗する2組が論理的にオーディエンス(観客)を説得するために議論すること」です。
ディベートは単なる議論ではなく、あくまで観ている第三者の支持を、対抗する2組のうちのどちらが得られるかを目的とした議論のことを言います。
※こちらのWebより引用
私は「音声派」だったんですが、まずはディベート前に自分の主張を整理してみたり、そのためのインプットをする。
振り返りとしては、インプットが足りなかったなと思います。
①「ながら聴き」ができる
②いつでもどこでも聞ける
③読み書きができない人や高齢者も子どももOK
これに対して、相手の論理が展開されます。ディベート前に、どんなことを言われるか想像しておく、そのあとの話の展開まで考えておくことが大切だなと思いました。
ちなみに、このようなディベートのフローシート図があるので、それに沿って論理を組み立てておくのが良いそうです。
「ディベート フローシート」と検索すると、いっぱい出てきます。
インプロ部のWebから引用
ちなみに私(音声派)の主張に対して、相手(文章派)の論理は、こんな感じでした。
①「ながら聴き」は中途半端になる。マルチタスクは脳に悪影響がある。
②文章は自分のペースで読める。相手の感情が入りにくい?のでフラットな状態で読める。自分の想像力を膨らませられる。
受け止めワードは「なるほど」
相手を打ち負かすことが目的ではなくって、自分の主張もしながら、相手の論理も受け止め、理解しようと心がける。
今回のディベートで意識したのは、相手の論理を想像したうえで、理解はできなくても、受け止めようとする。
受け止めワードとしては、「なるほど」を多用しました。
「なるほど」って、生み出した人すごい!
理解はできなくても、この言葉を使えば、相手を不快にさせない!(笑)
相手の論理が分かれば「やさしく」なれる
どうしても自分の主張を貫こうとしてしまったり、言いたいことを言おうとしてしまったりする。
そして、それをすればするほど、相手の論理を聞き流してしまったり、そもそも相手の論理を聞くことさえできないことがあります。
勝ち負けではなく、相手に「優しく」ありたいから、自分と相手の論理を想像する。理解しようとする。
これっていい考え方だなー、と気づきました。
ディベートって興味なかったけど、これから学んでいきたいものの一つになりました。
ちなみに、音声派でありながら、文章派の論理を聞いていたら、ほんとに「なるほど」と思って、どちらも良いなと思いました!
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