自分の声を『まず、ちゃんと聴く。』
「聴く」ことが大切、と頭では分かっているけど、なかなかできない。。
私自身、コーチングやNLP(神経言語プログラミング)をこれまで学び、実践してきて「聴く」こともそれなりに学んできました。
でも、日々タスクに追われていると焦ってしまうし、目標を達成しなきゃとプレッシャーがかかってしまうし、なかなか「聴く」ことができない。
もっと「聴く」を、学びたい。
もっと「聴く」を、身に着けたい。
そんな思いで、『まず、ちゃんと聴く。』の出版記念イベントに参加してきました。
年間3万件以上のオンライン1 on 1を提供されている、エールという会社で代表をされている櫻井将さんが書かれた本。
同じくエールで取締役をされている篠田真貴子さんとの対談でした。
実はまだ本を読み切れてないのですが、その前にイベントからの学びをまとめておきます。
自分の中にある複数の自分を大切にする
色々と学びがあったのですが、そのなかでも
という櫻井さんの言葉が印象的でした。
どういうこと?
と思われたかもしれません。
たとえば、「甘いものを食べたい自分」「ダイエットをしたい自分」
これらは、一見対立するものですが、どちらも自分の中にいます。
ポイントは、どちらが正しくて、どちらが間違っている訳ではないこと。
どちらも「肯定的な意図」がある。
それを自分で大切にする。
なぜなら、どちらか一方を押し殺してしまうと、その背後にある意図が別の形で現れるから。
どちらの自分をも大切にすることで、「聴く」技術が格段に高まると言います。
自分の声(肯定的意図)を聴けることが、他者の声を聴けることにつながるという訳です。
「肯定的意図」とは?
ここまで「肯定的意図」について書いてきたのですが、これはNLP(神経言語プログラミング)で出てくるキーワードです。
『まず、ちゃんと聴く。』でも、丁寧に説明が書かれています。
ここでは、ざっくりと書いてしまいます。
一見ネガティブな考えや行動もその根っこには、本当に望んでいるポジティブな想いがあります。それを「肯定的意図」と呼んでます。
先ほどの例だと、
というのが「肯定的意図」と考えられます。
対立する「自分」の声を聴く
じゃあ、どうやって対立する「自分」の声を聴けばいいのでしょうか。
詳細な内容は『まず、ちゃんと聴く。』の本から学ぶとして、ここではざっくりと書いてしまう。
一言で言うと、「受け止める」。
良いも悪いも、ジャッジする必要はない。
むしろ、ジャッジしないほうがいい。
「○○なんですね。」と受け止める。
先ほどの例だと、
と受け止めることが大事。
逆に、どちらかを良い・悪いでジャッジしてしまう例は、
こう考えると、無意識のなかでジャッジしてしまっていたことに気づきます。
どちらかが本当の自分という訳ではなく、どちらもあるのが自分。
自分のなかの多面性を大切にしたいなと思いました。
『まず、ちゃんと聴く。』をまず、ちゃんと読みます。
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