自分がやりたい仕事をやるか?求められる仕事をやるか?
あなたは、「幸せな仕事」をできていますか?
100点満点でいうと何点ですか?
この前参加したセミナーで、初めにこう質問がありました。
私は、答えに詰まりながら、「80点」くらいかなと心のなかで唱えました。
セミナーとは、6/28に新刊『幸せな仕事はどこにある』を出版されたマーケティングのプロである井上大輔さんの出版記念。
本に書かれているエッセンスをご紹介いただきながら、自分にとっての「幸せな仕事」とは何だろう?と考える機会になりました。
大変ありがたいことに『幸せな仕事はどこにある』のプルーフ版(試供品のようなもの)をご献本いただき、いち早く読むことができました。おもしろくて、あっという間に読み終えてました。
ビジネス小説になっているので、ストーリーに没頭しながら、マーケティングの考え方を通じて「幸せな仕事」の見つけ方を学ぶことができるんです。
自分がやりたい仕事か?求められる仕事か?
キャリアの悩みで、私がぶち当たってきたのは、
自分がやりたい仕事か?
求められる仕事か?
という疑問です。
どちらかが正解ではなく、理想としては「自分がやりたい仕事」をやりつつ「人から求められる」こと。
どうやって、それを見つけるのか?が難しいのではないでしょうか。
正直1日で見つかるものではないですが、どうやって見つけるか?の方法論を『幸せな仕事はどこにある』の本から学ぶことができます。しかも主人公のストーリーを追体験しながら。
この本を通じて、マーケティングの視点で、自分にとってのパーパスや幸せな働き方を考えることができました。
私の気づきを3つ書いておきます。
①どうやったら周りから求められるようになるのか?(同質化、差別化)
周りから求められる存在になりたいと思いつつ、漠然とした思いだけでは、なかなか叶えられません。
「努力は裏切らない」と思いつつも、無駄な努力ではなく、正しい努力をしていく必要があると思います。
つまり、どの領域に力を入れるかを見定めて、磨いていく方法が必要なのです。その方法が、同質化(最低限抑えておくこと)であり、差別化(自分がオリジナリティを出せること)と理解しました。
②どうやったら思い出してもらえるようになるか?(目立つ)
何かのプロジェクトでも、お仕事でも、「これやってもらうのであれば、○○さんかもね」と思い出してもらうことが大切です。思い出してもらえなければ、選んでもらうことはできないから。
私自身は、自己アピールが苦手だし、目立つことも苦手です。
でも、思い出してもらえるような存在にはなりたいと思っています。
自己アピールだけではなく、どうやったら思い出してもらえるようになるか?
「◇◇と言ったら、○○さん」の「◇◇」に当たる部分、キーワードを自分のなかで絞り込んでいく、そして磨いていく、覚えてもらうことが大切と理解しました。
③自分のパーパスとは何か?
最近、「パーパス」とか「ミッション」とか、よく耳にする気がします。
それだけ、不確実な世の中で「自分が何のために存在しているか?」の本質が問われているのだと思います。
「パーパス」とは「存在意義」のこと。
本の中では「ベストな自分」と「社会課題」が交わる点にある、と書かれています。
壮大なことのように聞こえますが、自分にとっての「パーパス」を仮置きしながら、進んでいけばいいのかなと思いました。
達成することではなく向かい続けることに意味がある。
ご興味持たれた方は、ぜひご一読いただければうれしいです。
また、著者である井上さんの話を直接聞きたい!と思い、イベントを企画してみました。よろしければ、いっしょに「幸せな仕事」とは何か?を考える機会になれば、うれしいです!
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