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政治についてフラットに語る機会をつくりたい

参院選が終わって、早2週間。

恥をしのんで言うと、私は政治について関心が低く、何ならアレルギーがある方です。

選挙に何となく行くものの、「この人だ!」という候補者に投票するのではなく、何となく有名そうだから、何となく知っているから、という理由で投票していました。

でも今回の参院選は違っていました。

運営するコミュニティの中で、東京都で出馬した乙武さんをお招きして意見交換会を実施する機会があったんです。

「選挙で誰を応援する」とかではなくて、「政治についてフラットに考える・語る機会をつくりたい」というのが目的です。

※私たちのコミュニティは、特定の政党・候補者を公認で応援することはしていません。

この意見交換会が、シンプルに楽しくって、「あー、もっとこういう社会になったらいいのに」って気持ちが湧いてきました。

これまで政治って、なんか遠い話だと思っていましたし、何なら雲の上の話かと思ってたんですが、違うと気づいたんです。

政治は雲の上の話ではなく、私たちの生活に地続きであると。

たとえば教育、子育てのこと。

日本の教育システムは150年変わってないと言われますが、現場の先生は過労働で大変。これって、仕組みが変わってないから。

OECD加盟国で見てみると、教育予算に掛けられている割合が最低レベルとのこと。

私自身も、小学2年生の息子がいるので、この辺りの話は他人ごとではない。

「教育や子育てに投資がされない国でいいのか」というと、日本の未来を考えると、もっと真剣に向き合う必要があると気づきました。

子育て世帯は、この記事にあるように、今やマイノリティになりつつあります。
夫婦と子世帯は、55年前は45%だったのが、2020年では25%まで減少。

もちろん子どもを持つ世帯だけが、教育や子育てのことを考えている訳ではないのですが、当事者として政治に声を届けていかないと、どんどん予算が削減されかねない。

今回の参院選をきっかけに、「このままじゃヤバイな」という危機意識を感じています。

選挙のときは、少し政治について考えるきっかけができるものの、選挙が終わってしまうと、なんとなく遠くなってしまう。

もっと日常的に、フラットに政治について語る機会をつくれればと思い、昨日コミュニティの中で会を開いてみました。

ざっくばらんに「選挙について、どう思った?」とか、「なにか政治について興味関心を持っていることある?」とか、「コミュニティの中で、どんな会があったらいい?」みたいなことを話しました。

選挙のボランティアをやってみた人や、身近で選挙にチャレンジした友達がいた話とか、いろんな話が出てきました。

これまで政治についてアレルギーがあったんですが、これからはフラットに語る機会をつくっていければと思っています。


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