「地頭力」とはなにか?
頭がいい人には、憧れます。
「地頭力」という言葉も聞くけど、身につけられたらいいなと思います。
じゃあ、「地頭力」とは何なのでしょう?
ひも解きたいと思い、イベントを開催しました。
おそらく、「地頭力」とは○○、という定義は存在していなく、
自分なりに答えを出すことが大事かなと思ったので、今日のnoteでは私なりに思う「地頭力」を書いてみます。
未来に向けて「答え」をだすこと
2024年は、これほどまでにAIが盛り上がったことは無いんじゃないかと思うくらい、AIの話題が尽きません。
問いを投げかけたら、Chat GPTがすぐさま「答え」を出してくれる。
それは、確からしい「答え」です。なぜなら、これまで蓄積した膨大なデータを処理して「答え」を出してくれるから。
ただAIが出す「答え」だけでいいのかというと、そうではないと思っています。
AIは、過去の積み上げから答えを出すことはできても、未来に向けての答えは出せないんじゃないかと思います。
人間のすごいところは、未来に向けて、「こうありたい」という理想を描いて、それに向かって「答え」を出すことができる。
イベントの中で、ゲストの山本哲郎さんから
・過去と未来
・プラスとマイナス
の4象限で、どう考えるか?の説明がありました。
上の図のように、過去のマイナス(たとえば、何かうまくいかなかったこと)をグルグル考えてしまい、未来に向けても「うまくいかないんだ」「きっとダメなんだ」とリスクを考えてしまいがちです。
これらは、すべて自分のなかでの「解釈」である。
「事実」と「解釈」は分けて考える。
「解釈」を捉え直すことで、未来に向けて考えることができると言います。
ピンクの線で囲ったところです。
「過去のマイナス」をグルグル考えるのではなく、そこからの学びは何だったのか、「過去のプラス」を「解釈」してみる。
そして、そこから「未来のプラス」に向けて、「どうありたいか?」を考えることができると理解しました。
「How」ではなく「Why」を考えつづける
もう1つ、山本さんのお話で印象的だったことは、「How」ではなく「Why」を考えつづけること。
山本さんは会社の研修で「ロジカル思考」を教えてつづけていくなかで、それだけだと「会社が悪い」などど、他責になってしまい前に進めない人がいることが分かったそうです。
大切なのは、「How」ではなく「Why」を考えつづけること。
なぜ、学ぶのか?
なぜ、働くのか?
つまり「Why」を自分のなかで腹落ちしたうえで、「ロジカル思考」などの「How」を学ぶと、うまく活かせるようになる、イキイキと働けるようになると言います。
難しく考える必要はなく、ふと立ち止まって、
「これって、なんのためにやっているんだろう?」
「なぜ、やるんだろう?」
と考えつづけること、言葉にしつづけることで、少しずつ筋力のように鍛えられいくのかなと思いました。
もしご興味ありましたら、山本さんのご著書を。
私も山本さんと同日に同じ出版社であるBOW BOOKSさんから本を出版しました。
内向型の特性である「考える力」をどう活かしていくかの具体的なスキルも書いてみましたので、もしよろしければ。
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