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「人生100年時代の人生戦略を立てよう」イベントからの学び

私たち母親アップデートコミュニティ(HUC)の3周年祭を1/28まで開催中です。

全部で18の公開セッションがあるのですが、このnoteでは、こちらのイベントについて振り返りをしていきます!

人生100年時代の人生戦略を立てよう
~リンダ・グラットンに学んだ高垣のりこさんと一緒に考える

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人生100年時代、子育てが終わってからの人生の方が長くなりました。
「この先の人生どうしよう?」「自分らしい人生って何?」と悩んでいる母親が多いことに気づきました。
『ライフシフト 100年時代の人生戦略』著者・リンダ・グラットン教授のもとで研究されていた、高垣のりこさんをゲストにお招きいたします。高垣さんがリンダ教授に学んだ「人生100年戦略」の考え方を共有いただきつつ、ご自身で考える機会としていただきたいです。
※イベントページより引用

こちらのグラレコ(スケッチノート)は、メンバーの湯朝かりんさんがこんなにわかりやすく描いてくれました。感謝!

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自己理解、戦略、検証をぐるぐる回す

まず、ゲストの高垣さんがおっしゃっていたことで印象的だったのは、

①自己理解

②生き方戦略

③実践と検証

この3つをぐるぐる回すというお話。

とは言え、この「自己理解」というのが難しいところなのですが、まずは深く考えなくてもいいんだなと。

たとえば、こんな問いかけ。

もし人生があと1年しかないとしたら、何をしたい?

○○に住んでみたいでも、留学してみたいでも、○○をしてみたいでも、なんでもいい。

そして、そこから生き方戦略を立ててみて、それを小さくてもいいから実践してみて、検証をする。そこから、また自己理解が深まる。

たとえば、マーケティングをやりたいと思っているのであれば、Twitter 140文字で毎日ツイートしてみて、検証してみることもできる。そこで「あ、意外と言語化することが好きだったんじゃん、私」という自己理解が得られるかもしれない。

自己理解とは人生そのものだと思っていて、その意味で自己理解、戦略、検証をぐるぐる回すというお話は腹落ちしました。

人生100年戦略の考え方

じゃあ次に、そもそも人生100年戦略とは何か。

高垣さんによると、

自分にとっての豊かな人生を定義し、アップデートしつづけること

だそうです。

戦略をつくるときにポイントとなるのは、資産(アセット)から考えるのではなく、物語(ありかた)から考えることだそうです。

たとえば、

●資産(アセット)から考えるのは、

私は今マーケティングをやっているので、このマーケティングの知識をどうやって活かそうか。今の会社や業界でどういったキャリアが描けるのか。

●物語(ありかた)から考えるのは、

自分が人生で達成したいことって何だろう?

これは壮大なものでなくて良い。

人生のうち、やらなかったら後悔すること。

「太りたくない」とか、「南国で住んでみたい」とか、そんなことで良い。

そのために大切となる資産(アセット)を考えて、働き方を考える。

たしかに、こっちのほうが制約なく、夢が広がっていきますよね。

「ついつい資産から考えてしまってたんだなー、私。」という気づきをいただきました。

自分の資産をアピールしよう

人生100年戦略を考えるうえで大切になってくる資産について。

①生産性資産(スキルや知識)
②活力資産(肉体的・精神的な健康と幸福。良好な人間関係)
③転換資産(多様性に富んだ人的ネットワーク)
④有形資産(お金、不動産)

資産というと、どうしてもお金とか不動産などの有形資産を思い浮かべるのですが、それだけではない。

コミュニティ運営をしている立場からすると、

③転換資産(多様性に富んだ人的ネットワーク)はもちろん、いろんな学びあいによって、①生産性資産(スキルや知識)も貯まるし、なにより②活力資産(肉体的・精神的な健康と幸福。良好な人間関係)につながる。

このような資産が貯まるコミュニティでありたいし、そのためにどういう場でありたいか?を考えるきっかけになりました。

そして、参加者のみなさんとの対話で、こんな問いかけがありました。

たとえば専業主婦。お金を稼いでないから、パートナーに強く言えないとか、後ろめたさを感じるとか、どうしてもある。

どうしても、「仕事=お金を稼ぐこと」という考え方をしてしまうと、家事育児や介護などの尊いことが、見過ごされてしまう。評価が低すぎる問題。

家事育児をしている時期は、お金以外の資産を貯める大事な時期としてとらえると、ぜんぜん違う景色が見えてくる。

ちなみに、尊敬する岩佐さん(『シン・ニホン』という本のプロデューサー)の書かれたnoteに、とても大切なことが書かれていました。

いわゆる「仕事」も家事も、生きていくために欠かせないことであり、そこになんら差はなく、家事が高度なスキルと意思決定、それに段取り設計を求められる以上、タスクとしてとても役割としても、いわゆる「仕事」とそんなに差をつけて論じるものだろうか。家事はGDPには換算されないが、世の中に「仕事>家事」という認識があるとすれば明らかにおかしい。僕もこれまで「外で働いているから」という錦の御旗で家事をしてこなかったが、なんとも世間知らずの傲慢さだったとやっと気がついた。
※上記noteより引用

私が大切にしたいと思ったのは、この2つ。

①今何気なくやっていることが、どの資産を貯めているか?を自分で認識すること → それが誇りになる!

②それを他者にアピールすること → 堂々とアピールすればいい。言語化しないと伝わらないから。ビジネスの世界にいる人に伝わる言い方をすればさらに良い。(上記の岩佐さんのnoteはその意味でとても学び。)

これまで「アピールしないことが美徳」とさえ思ってしまっていた、単なるアピール下手の私ですが、これからはもっとアピールしていきたいと気持ちを新たにしました。

ご参加のみなさんの声

ご参加いただいたみなさんもたくさんの気づきがあったようで、その一部のツイートをご紹介させてください。

ちなみに余談ですが、コミュニティで前に『ライフシフト 100年時代の人生戦略』の読書会をして、盛り上がりました。

その読書会のことを、著者・リンダ・グラットン教授がツイートしてくださっているので、記念に貼っておきます!

改めてゲストの高垣さん、ご参加のみなさん、ありがとうございました!

高垣さんは『自分100年戦略ワークショップ』を不定期に開催されているようなので、情報共有を希望される方はこちらのフォームにご記入いただければと。



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