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「かもしれない」で心配するのをやめたら、予想以上に楽になりました

こんにちは、ナツミ(@natsumi_smile)です。
30日間noteを連続投稿するチャレンジ #note1000knock、 今日で25日め。

わたしは【自分を大切にする】をテーマにnoteを毎日書いています。
(マガジンはこちら。)

昨日は「立場や役割の前に、わたしたちはひとりの人間だ」について書きました。

〜まとめ〜
1.立場とか役割とかを優先して、我慢しないといけないときがある
2.上司は部下に優しくすべき。部下は上司の言うことを聞くべき。だから個人的な感情は出すな?
3.せめて自分だけは、認めてあげてもいいと思う
4.自分の感情を認めることと、感情的になることは違う

今日は、「 ”〜かもしれない” で動くのをやめたら、予想以上に楽になれた」と言うお話です。


1.先回りして動く癖、ついていませんか?

仕事がスムーズに行くように関係者の動きを予想したり、トラブルが起きないように何歩か先のことを考えて動いたり、プライベートでも誰かが怒りそうだから何とかフォローしなきゃとか、こんなことしたらあの人に嫌われないかなとか、ついつい先を考えて心配したり、先回りして動いてしまうことはありませんか?

心配性な人はもちろんですが、気遣いが上手な人や、優しい人、人と関わることが多い人も、日常的に先回りして動く癖がついている人が多いかもしれません。

わたしは人と関わる仕事をしていましたし心配性でもあったので、先回りして心配する癖がついていたように思います。

ああなったらこうしよう、こうなったらああしようといろんな可能性を考えて動くものの、実際に起こるのはそのうちの一つ。しかも、悪いことが起こるとは限らない。

もちろん、悪いことが起こるより起こらないほうがいいのですが、それでも結構、その度に疲れていました。はっきり言って、ストレスを感じていたと思います。

自分でも、そんなに心配しなくていいんだろうな、とは思いつつも、それでも万が一のことを考えてしまう。

要は取り越し苦労というやつです。


2.実際に起こる2割のために不安で居続けますか? 手放しますか?

米国ミシガン大学の研究チームの調査によって、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになっているそうです。

つまり、1日10件、先回りして心配することがあったとしたら、そのうちの8件は起こらない=心配する必要がないということ。

もっといえば、先回りして心配している時間が1時間あったら、80%は50分近くに該当します。

それだけの時間、必要のない心配に時間を使っているということになります。

そしてそれだけの時間、自分は「必要のない」ストレスに晒されていることになってしまうんです。

実際に起こる20%のために、心配して不安で居続けますか?

それとも、実際に何かが起こってから考えますか?



3.思い切って聞いてみるといい。「〜かもしれない心配」はやめようと思うはず

わたしは、起こるかもしれない2割のために心配する時間を手放そうと思いました。

でも、先回りするのが癖のようになっていたので、なかなか手放すことができませんでした。それで、本当にわたしの心配が取り越し苦労なのか、実際に聞いてみようと思ったんです。

たとえば何かが起きたときに「あの人はどう思ったんだろう」と思ったとします。イヤな気持ちになったんじゃないかと心配していましたが、相手にどう思ったかを聞くことにしました。

そうしたら、ほとんどの場合、何とも思っていなかったり、気にしていませんでした。わたしの場合は、実に8割以上が取り越し苦労だったと思います。

自分で体験すると、先回りの心配が本当に取り越し苦労だということが腹に落ちました。


もしも、先回りの心配で疲れを覚えている人がいたら、実際に相手に聞くことをしないまでも、心配したことと実際起きたことをメモしておくといいかもしれません。

本当に取り越し苦労だと実感できれば、手放すこともきっとできると思います。



4.残り8割をストレスのない時間にできれば、もっと楽になります

先回りして心配していた8割の時間を心配しない時間にできれば、かなりストレスを減らせます。

手放したあとでよくわかるのですが、「〜かもしれない」から始まる心配は、想像以上に自分の負担になっています。

そもそも実態のないことを心配しているので、心配してもしても十分ということがなく、必要以上に心配するので、とても消耗するのだと思います。

また、忙しくしている昼間よりも、割と時間のある夜や通勤の帰り道などに心配がむくむくと大きくなることが多いです。

だから、その時間がなくなると、毎日がとても楽になるのです。

それに、実際に2割の心配事が起きるとしても、実際に何か起きてから対応を考えればいい。

そう考えれば、先回りの心配は100%しなくても大丈夫なのです。


もし、先回りの心配をしているな、と思い当たることがあるのなら、ぜひ手放すことを真剣に考えて欲しい。

自分が想像している以上に、手放した効果を感じられると思います。



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