ならず者


29年弱生きてきた

17歳の時は17歳で死ぬと思い
18歳の時は18歳で死ぬと思い
19歳の時は19歳で死ぬと思い
そして今生きている

20歳まで生きたくなかった

それは強固に私の中にあった

人間不信、家族との確執、恋愛、自身について

人は変われる
と幾度となく言われ聞かされしたが
いまだに私にはよくわからない

変わる って何だろう

そう簡単に人間は変われるのか?

幼少の頃から根付いた根本的な性格というものは
そう簡単には変えられないと思う


10代〜20代前半の頃
人が怖くてたまらなかった
特に 目が
目は口程に物を言う というが
まさにそうなのだ
人の目ほど怖いものはない

現代社会
何を信じ何を見て生きるのか
それは永遠の課題だろう
誰もわからない
数式がある訳でもない
正解など 無いのだ

ただ、ひとつだけ言えるとしたならば

「死人に口なし」


死んだらそれでおしまいだ

骨になる前に
亡骸になる前に
誰かに忘れ去られる前に

私達が出来ることは何か

それを己に日々問い詰めながら
生というものを全うすべきなのだろう

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