人生で一番芸術に触れた日々は遠く


中学入学当初から虐めにあっていた私だが
唯一部活動の吹奏楽部での活動には真面目に参加していた
9歳から習い続けていたフルートは私という人間の唯一の武器だったと思う
当時の私はどんな曲でも演奏出来たと思う
今はもう趣味程度以下のレベルになってしまったが

中学2年になった頃
虐めが酷くなり始めた 
気持ち悪がられ バイ菌扱いされ 消臭スプレーをかけられた
自殺行為を覚えたのもこの頃だ
ついに教室へ通えなくなり 不登校になった

毎日自宅で読書したり絵を描いたりしながら過ごした
この時読んだ本に関してはノートに読書感想文として細かく感想を記入していた
人生で多分一番読書した時期だったんじゃないだろうか
読書に没頭している時は本当に幸せだった

いつからかわからないが 教室へ復帰するようになっていた
そしてそのまま3年生へとなり 高校受験を迎えるが 出席日数の不足で志望校を受験する事が出来なかった それが悔しかった
3年生の頃は殆ど毎日を別室登校で過ごした
吹奏楽部の関わる学内のイベント以外には不参加を通した

どうして自分がここまで人から嫌われるのか
わからなかった 自分は何もしていない 生きているだけなのに

「過去は過去」と人は言うが
その「過去」が未だに私を苦しめている
染み付いたものはそう簡単に取れない
言う事は簡単だ
しかしあなたに私の中の染み付いたしがらみの何がわかる?
こんなしがらみ 自分で好きで苦しめられてるんじゃない
その「過去」が「障害」となり未だに私を苦しめている

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