英語を喋りたいけど勉強はしたくないという人へ

「英語を喋れるようになりたいけれど、勉強するのは嫌だ」

と言われることがある。

勉強や暗記なしで、喋れるようになりたいという、人間の貪欲な希望よ。。。！

かくいう私も、暗記はめちゃくちゃ苦手。できればやりたくない。勉強は自分の興味のあるものは貪欲にやる気があるけれど、そうでもないのはやりたくない。

でも、ある程度は勉強って必要なのではないかなあ、、、と思っている。残念ながら。

これって、英語に限ったことではない。

例えばカウンセラーになりたい、先生になりたい、ピアノが弾けるようになりたい、YOUTUBEできるようになりたい、動物飼育員になりたい、料理人になりたい。

多分、なんでも世の中のもの、「やりたい」「なりたい」と思うなら、ある程度の勉強は必要だと思う。だって、知識がなければ何も出せないし、そこから発展もしない。

それも嫌だやる気ない、と言われてしまうのなら、多分それは、あなたが本当にしたいことではないのかもしれない。これをできるようになるのに、これだけの知識がまず必要ですよと言われた時に、「よし！やったる！」と思えるなら、それはやりがいがあるというものだ。

「まるで知らない素人」から、何かの道の方向へ行こうと思えば、ある程度は勉強しないと、なりようがないかなと思う。

そして、もっと言えば、ある程度の勉強をしてから、実際に自分の体を使って、実践していかないといけない。勉強止まりになると、それはそれでそこから何も発展しなくて、「何かできる人」にはなれない。ここがミソで、知識ばかりを固めて、そこからの恐怖が勝って、「まだ不十分」だからと、行動を起こせない人もたくさんいる。

英語もそうなりえる類のひとつだと思う。

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英語のお勉強（知識）に関したら、中学英語で私は十分だと思っている。

ということは、みんな義務教育を受けた人は、もう充分な知識は備わっているはずだ。だから、これ以上は勉強したくない！という意味で「勉強しないで英語を喋れるようになりたい」と言ってるのかな？

それだとすれば、それはその通りだ！と思うし、その考えに私は一票入れたいと思う。

でも、案外、基本の中学英語を忘れてしまったり、っていうことはあるんじゃないだろうか。日本で生活していれば、英語の文法を忘れたところで別にどうってことはないし。私だって、義務教育で習った算数や理科の中でもう全くもって忘却の彼方に消えてしまっている知識はたくさんあると思う。

その知識なしで、しゃべったり実際の練習をし始めたとしよう。きっとここからも学ぶことは多い。英語を正してくれる人もいるかもしれない。そう考えた時に、じゃあ、中学英語も勉強しないで、ただただ楽しく会話していればいつか習得できるんじゃないか？？と淡い期待を抱いてしまう。

つづく