私にとっての当たり前は周りにとっての当たり前は違う
私は当たり前のように18歳から自分で生計を立てて一人暮らししてるけど、バイト先の人に『まだ20歳でしょ、凄いね。家賃とか保険も自分で払ってるの?!それで学校も行ってるんでしょ?』って言われた。
だって生活するためにはお金が必要。
でも、夢は諦めたくないから何らかの形で学校は卒業したい。
みんなの当たり前が違ってそれでいい!
けどね、私はすごいことなんてひとつもしていない。
児童養護施設で約10年間過ごして国に支えられて生きてきた。普通の人達には無い道を歩んできたのは確か!
いきなり18歳で児童養護施設を出なければ行けなくなったど、国に支えて貰えなくなたけど、でも民間の周りの大人たちに遠くから支えられて私は今生きることが出来てる。
家賃、水道光熱費、電車代、食費、学費、医療費、国民健康保険、等々支払わなければいけないものは沢山あるけれど、
色んな形で支えてくれる人がいて、その人たちがいなかったら私は多分20歳という節目の歳を迎えることが出来ていなかったであろう。
一人暮らしを始めた18歳の時、丁度新型コロナウィルスの第1波が来て学校は休校、バイトは解雇になり、私はSNSで自分の状況を綴ったりDMで民間の法人に助けを求めたりした。だって、児童養護施設では私を守ってくれる助けてくれる職員は一人もいなかったから見ず知らずのSNSの人達にしか『助けて』と言えなかった。
あれから2年経つのに遠くから「大丈夫だよ、あなたはひとりじゃないよ。」「生活大丈夫?」「生きててくれてありがとう」というメッセージカードをくれる人までいる。