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大学卒業し就職せずに「まずはやってみる!」を実行し続けた2020年。

大学を卒業して(卒業式がなくなったので卒業した実感はないが...。)学生ではなくて社会人としての新生活が始まった。自分で就職しない道を選択したけど実際に自分のやりたいこと(動画制作)で稼ぐ実力はまだないし、周りが初任給をもらっている中自分はお金もない。正直、友達の話を聞いて就職してお給料をもらって余裕ができてから自分の好きなことをすれば良かったのかなと思うこともあった。でも今年を振り返ってみると就職しない道を選択したから出会えた人、できたことがたくさんあったのでまとめておこうと思う。

この1年間は”実際にやってみたから分かる”という経験をたくさんした。

まずは生活費を稼ぐためにアルバイトをしようと思って4月から始めたのが保育園の保育補助のアルバイト。保育の学校に行っていたわけでもないので知識も何もなく、子どもと遊んだり話したりする感じかな〜というイメージで始めた。アルバイトを始めてみて想像以上に大変だった。子どもの着替え、食事、オムツ替え、寝かしつけ、おたより作り・・・などなどやったことないことが次々に起こってどうすれば良いのか全然わからなかった。あまり疲れは感じなかった気がしたけど、やっぱり身体は疲れていて6月中に2回扁桃炎になって38℃の熱が出て寝込んでいたこともあった。でも保育園に行きたくないと思ったことはない。毎回予定通りにはいかず違うことが起きて、少しずつでも子どもの成長を感じる日々はとても充実していていつの間にか休みの日も子どものことを考えたり、保育の本を読んでみることも増えた。子どもにとって子どもが育つ環境や関わる大人は本当に重要だと思う。どんなことにでも純粋で何に対しても素直な子どもを見習いたいと思った。それと同時に大切な命を預かる仕事でもあるという責任を感じた。親御さんが安心して預けられるように信頼関係を築いていこうと思っている。そして職場の方々が素敵な方達しかいない。仕事内容ももちろんだと思うが、誰と仕事をするのかということがやっぱり大切だと思ったし、これからも大切にしていきたい。教育にも興味が出てきたのでこれから深めていきたい。

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7月にはミスワールドジャパン北海道のファイナリストに選出していただき初めてミスコンに参加した。 ミスコンに挑戦したきっかけは大学時代に出演したファッションショーの講師の方に声をかけてもらったから。ミスコンについて分からなかったし自信もなかったけど興味があったのでまずはやってみようと思い挑戦してみた。結果は残すことはできなかったけど、ここで出会った人達がきっかけで私の活動の幅が広がることになる。

大学を卒業しただけの特別なスキルも何もない22歳の私に美容室取材、ウォーキング講師のサポート、CM出演のきっかけを与えてくれたのだ。大学生の時は応援してくれる大人の方は多かったが、社会人という肩書きがつくことで仕事として任せていただけることが多くなった。当然、学生の時よりも責任が伴ってくる。取材や講師はもちろんCM出演なんてしたことない私に、夏海ちゃんにやってほしくて。夏海ちゃんならできると思って。と声をかけてくれることが素直に嬉しかった。今、一緒に仕事をしている人の中には私がずっと尊敬している人もいて、同じ空間にいることが不思議になってしまうことも何度もあった。その方達と一緒に仕事できていることが幸せだし、求められていること以上のことをやりたいと強く思った。

様々なお声掛けがある中で、ブライダルのエンドロール制作に携わってみないかと声をかけてくれた方がいた。また繰り返しになってしまうが、ブライダルも分からないしやったこともないが興味があるからまずはやってみようと思って現場に同行させてもらった。現場では準備段階から新郎新婦さんに付き添って撮影し、披露宴中に編集して披露宴の最後にエンドロールを完成させているカメラマンさんの姿、出来上がったエンドロール、エンドロールを見ているゲストの方達を初めて見た。
実際に現場を体験して、
私は人の表情や気持ちが変わる瞬間を撮りたい
その動画を見た人の感情を動かすことができるような動画を作りたい
ということに気付いた。今は撮影技術もなく編集も全然できないが、1年後には撮影から編集まで1人でできます!と自信を持って言えるようになりたい。そのために実践して勉強してを繰り返していく。

私は人に出会うことが好きで人と出会って会話する中で様々な影響を受けて自分の活力にしていた。しかしコロナで人と会うことができなくなってしまった。そんな日が続く中10月に知人の紹介でフリーランスで働く人や自分で仕事を作り出している人と出会う機会があった。久々に新しい人と出会い様々な話を聞いて、自分のやりたいことも話すことができた。その時にやっぱり自分はひとが好きだし、面白いことや自分の夢に向かって活動している人は素敵だと感じた。そしてその人たちを動画を通して発信したいという思いが強くなった。

そんな時に私と同じように就職しない道を選択した友達と電話で話すことがあった。電話でいろいろ話して、「とりあえず函館のシェアハウスおいでよ!」と言われて、いつもの考え方でシェアハウスはよく分からないけど面白そうだからまずは行ってみようと思って年末前に1人で函館を訪れてみた。1泊2日の滞在だったが中身は濃くて函館で出会う人達はあたたかくて、その人達の表情や生き方を撮影したい、届けたいと強く思った。これから月に1度くらい函館に行って様々なひとを撮影していこうと思っている。

この1年間自分にとって変化することがたくさんありました。
その変化があったのは”まずはやってみる→やってみたから分かる”というサイクルが増えたからだと思います。やってみて分かることはたくさんある。例えば自分の得意不得意だったり、自分のやりたいことに気付いたり、やりたくないことに気付いたり...。実際にやってみて違ったとしても、違うならやれなければ良かったとマイナスと捉えないで、”違った”ということを知ることができたことが良かったと思えるようになりたい。

こうやって振り返ると2020年は「まずはやってみるという1年」だった。
2021年は2020年でやってきたことを見つめて自分の中でやりたいことを選択し、その中のやりたいことを追求して私はこんなことができます!と自信を持って言えることが1つでも増やす年にしたい。もちろんまずはやってみるという考えは大切にしていこうと思う。

今年もありがとうございました。来年はどんな1年になるかなワクワクだな〜。
ちなみに年女です🐮

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