見出し画像

「何もできない」と嘆く推しに伝えたい

去る2024年1月14日、私の推しであるOWV(オウブ)のLIVE TOUR 2023 -MUSEUM-のファイナル公演が行われました。
前回のツアー『CASINO』とは打って変わり、舞台セットはシンプルに、MCは最小限で、正にパフォーマンス一本で勝負したとても素晴らしいツアーでした。

「まだまだ僕たちは何もできないと感じた」

最後の挨拶で1月1日に発生した能登半島地震に触れ、リーダーの本田くんが涙ながらに語った言葉です。
福島県出身で東日本大震災を経験している本田くんにとって、今回の地震災害は他人事とは思えない出来事だったのではないでしょうか。
もしかしたら、こんな大変な状況の中ライブを行っていいのか悩んでいたのかもしれません。

「何もできない―――」

この言葉を聞いたとき、私は強いショックを受けました。
今回のツアーはもちろん、OWVが作り上げる音楽、SNSのコンテンツ、ファンクラブイベントなど、4人が常に全力で届けてくれる数々のエンターテインメントのおかげで私はいつも幸せを感じています。
それなのに「何もできない」なんて…あまりにも悲しすぎます。

本田くんはとても責任感の強い人です。
地震で被災した経験がある分、その経験から何かできることがあったはずと自分を責めてしまったのでは…そんな風に感じました。

『何もできないなんて言わないでほしい』
『4人の元気な姿を見られるだけで幸せになれる人間がここにいる』
『OWVの音楽で何度も何度も勇気づけられたよ』

今すぐ大声で叫びたい。
この思いを直接伝えられたらどんなによかったか。
こんなにももどかしさを感じたことはありませんでした。
本当に無力なのは、私です。

ツアーファイナルから1週間以上が経ちますが、本田くんの言葉が頭から離れません。
ずっと自分にできることはないか考え続けていました。
OWVのために、QWVのために、被災地のために、何かできること。
そして、ひとつの案にたどり着きました。

被災地支援として思い出したのが韓国の寄付文化です。
韓国では寄付やボランティアが盛んに行われており、有名芸能人が積極的に寄付活動をしています。
またそのファンも同様で、ファンクラブで寄付を募り推しの名義で慈善団体に寄付を行っているそうです。

teamOWVとして同様の活動ができれば本田くんの無力感を払拭してあげられるのでは…そんな思いでminsakaさんを利用させていただきこの企画を考えました。

正直、不安しかありません。
そもそも実現できる企画なのか、賛同してくれるQWVさんがはたしていらっしゃるのか、本当に寄付が集まるのか、逆に迷惑になるかもしれない…心配ばかりが募ります。

偽善者、売名行為、無計画、エゴの押し付け、自己中…様々な批判もあると思いますし、怖いです。
でも、何かせずにはいられませんでした。
失敗しても、どんな批判をいただいても、すべてを受け入れて次のステップにつなげられれば、そう思っています。
何に対しても消極的な私がこの企画を実行する勇気をくれたのもまたOWVでした。

参加しないゲームに勝つ可能性は0%だろう?

OWV「Gamer」

本田くんの歌声に背中を押されて、今この文章を書いています。
今年も来年もその先もずっと一緒に思い出を作っていきたいと言ってくれたOWVに恩返しがしたい。
いつも寄り添ってくれてありがとうと言いたい。
被災地で頑張っているQWVにもOWVの愛を届けたい。

OWVの8thシングル「BREMEN」のリリース日である2月7日に寄付を実施できればと思っています。

寄付をしてもらえなくてもいい、失敗してもいい、たった1人でもいい、これを読んでいただいた方の心にもOWVの愛が届きますように―――。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

#推し語り #OWV #OWV_MUSEUM #OWV_BREMEN

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?