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自問自答③ 買い物まとめ


「自問自答してみよう」と決めた2022秋〜自問自答ファッション講座受講前までの買い物をまとめました。
およそ1万字あるので、無理のないペースでお読みください。

まとめに至った経緯


自問自答×ムンプラ第3回、あきやさんパートの「試着は社会科見学」を聞いて衝撃を受けました。
今までは「試着は基本的に購入前のチェック。でも憧れのアイテムがあったら、今は買えなくても試着してみるといい」という認識でした。

「今のところ憧れのアイテムはないし、昨年着物デビューしてお財布はすっからかん。しばらく試着はできないな」と思っていたのですが…

社会科見学なら、行けるじゃん?

さてどこへ行こう。3月に自問自答ファッション講座へ参加したので、宝の地図は手元にあります。

まずは靴…「黒 ローファー ブランド名」で検索……履いてみないとさっぱり分からない!
じゃあカバン…は現状で満足してるからなあ。
アクセサリー…は今のところ、積極的につけたいと思わないし。

ふーむ、と思っていた所に自問自答×ムンプラ第3回の質問コーナーが公開され、その中に「未来がわからなくなったら、過去を見るといい」とのアドバイスがありました。

なるほど、じゃあ過去の買い物をまとめてみよう! という訳です。

スタート時の状況


・岐阜県高山市在住。生活圏内で買い物をする店はユニクロ、AOKI、Honeys。通販はフェリシモを愛用。
・年に数回は富山のショッピングモールか名古屋、東京に行ける。
・自問自答ファッションの前は掃除板まとめにハマっていた。着ない服を実家の母と妹に送ってしまって、少し服が足りない状態。
・残っている服は好きで似合う…と思う。

暫定コンセプト「親しみやすくて遊び心のある女将さん」
あきやさんの本を読んでから、自分なりにキーワードを書き出して決定。

2022年9月 Honeys


・赤いブラウス
・黒いトレーナー+白いシャツ風のワンピース
・紺色のマーメイドスカート

これは完全に「買いたい気持ち先行」でした。
コンセプトを決めた直後の、脳みそに太字で「ファッション」って書いてある状態で、いつもと違う大型スーパーに行ったんです。

食品コーナーのすぐ隣にHoneysがあって、素敵な秋色ブラウスのディスプレイが目に入りました。
自己診断では、パーソナルカラーはイエベ秋だと思う私。秋色はどれも似合いそうだし、好きな感じ。

ベージュが欲しかったのですがSサイズがなく、「手持ちにないから」という理由で赤いブラウスを選択。
ついでに「コンセプト(女将)に合いそう」とマーメイドスカートを、「わ、セールで700円! コンセプトには合わないけど、かわいい〜!」と膝上ワンピースを、サイズ確認だけの試着をして、さらっとお会計してしまいました。しめて6,000円くらい。

結果は、2/3が制服として定着しましたが、お買い物全体での満足度は60点ぐらい。

・黒いトレーナー+白いシャツ風のワンピース
→休日用にヘビロテ。細めのパンツと合わせると、カッコ良さとカジュアルさがちょうどいい。

・紺色のマーメイドスカート
→仕事用にヘビロテ。ただしサイズがキツすぎ&ポケットが欲しくてお直しに出したので、総額8,000円に…
「それだけ出せばもっと色々選べたよね」という後悔はちょっとある。けど、お直し店のおじさんが面白かったからトータルでは良し。

・赤いブラウス
→ほとんど着てない。仕事中に赤ブラウスはソワソワしてしまうし、普通の休日にはドレッシーすぎる。

最初にお目当てだったはずのブラウスが一番低稼働という、あれれな結末…

2022年9月 フェリシモ


・濃いブラウンのクロスボディウォレット(紐付き財布)
・黒い仕事用バッグ
・黒いフラットシューティ

フェリシモって基本、注文から約1ヶ月後に届くんです。
自問自答前に注文していて、届くことをすっかり忘れていました。不意打ち。
ちょうどHoneysでの買い物を反省してた頃だったので「自分、コラー!」って感じでした。

でも使い始めてみたら、それぞれに買おうと決めた理由があったことを思い出しました。

カバンは、先代が柔らかくなって自立しないから。
私の仕事は既取引先相手の営業なので、ガチガチよりは親しみやすい格好がいいのですが、さすがにカバンが倒れてるのはカッコ悪い。

靴は、本当は革のレースアップシューズを履いてみたいけど、立ったままスルッと履けないと子育て中の今は困る。
この二点を両立できるかも!と思ったシューティ。

お財布は、小銭が入らなくて困ることが多いから、小銭がしっかり入って、かつ貴重品ポーチと統合できるもの。

「百貨店に何度も通い、自問自答の末に選び抜いた相棒」ではないものの、「現在の不便を解消するために必要」かつ「見た目にもときめく、テンションが上がる物」をちゃんと選んでいました。

半年経った今でも全部現役だし、このお買い物は90点くらい付けられます🙌

2022年11月 ケイトスペード バッグ

公式ホームページからお借りしました

ノット ミディアム サッチェル さんです。

購入した最大の理由は着物に合わせるバッグがなかったこと。
春〜夏にかけて着付教室に通って、今後のかしこまった席は着物で行こうと決めましたが、手持ちのバッグは
・仕事用:肩掛けA4(フェリシモで買ったばかり)
・休日用:斜めがけミニバッグ
・遠出用:合皮リュック
・カゴバッグ
・キャリーバッグ
というラインナップで、カゴバッグ以外、着物と合わせられない物ばかり。

ちなみにこの頃、コンセプトが違うかも疑惑がありました。
最初に決めた「親しみやすくて遊び心のある女将さん」は、Twitterで見かけていいなと思った人たちをイメージしたものですが、「お客さまをもてなしたい訳でも、何か老舗のお店を切り盛りしたいわけでもないのに女将?」という疑問が出てきてしまい…

でもバッグは必要だから「これは演歌バッグでも鎮魂歌バッグでもなく、ちょっといいバッグを買う経験ってことで…」と思いながらZOZOTOWNで値段が高い方から見て行って、一番「これかわいい! 持ちたい!」と思ったのがケイトスペードでした。

ブランドコンセプトは「カラーとウィット、前向きな女性らしさを賞賛」「人生を彩る喜びを提案する」「洗練された使いやすさはシックに見える」などなど…

長い。でも、気は合いそう


ちょうど推しのライブに参加するため、名古屋へ行く予定もありました。

ポルカドットスティングレイの雫さんです


名古屋で友達とランチしながら「バッグを見たい」と話すと、一緒に来てくれるとのことで、るんるんでお店へ向かいました。

途中、ポップアップで刺繍のブローチを衝動買いしつつ、ケイトスペードに到着。
20代前半くらいの子たちが、緊張もせずキャッキャと商品を手にとっています。
一瞬「やばい、思ったより若い子向けだった?!」と焦りましたが、友達が「わー、マネキンがシマウマ!」と楽しそうな声をあげてくれたので、「そう、可愛い系かと思ってたけど結構攻めてるんだよ〜」なんて言いながら冷静な顔で入店できました。

店員さんはみんな接客中。
くるりと見渡すと、お目当てのハンドバッグが棚にありました。
この時2タイプで迷っていたのですが、両方とも存在が確認できて、まずは一安心。
他に見比べたいようなバッグはあるかな…と視線を移した所に、店員さんが来てくれました。
「黒いハンドバッグで、これかこれかで悩んでます。着物の時に持ちたいのが第一ですが、普段用に肩掛けもできるのがいいです」
「かしこまりました」とにっこりして、2種類のバッグを素早く用意してくれます。
1つはカッチリした四角。もう1つは丸みのあるタイプ。
ドキドキしながら持ってみます。
衝撃はない。うん、どっちも可愛い。
「普段の10倍の値段がするバッグでも、別に違和感ないんだな」と、緊張がほどけるのを感じました。

「これと比べた方が良いようなバッグって他にありますか?」と聞いてみると、奥からツヤツヤしたエナメル系のバッグを出してくれます。
よそ行き感が出るけど、着物でなくドレス向きな感じ。なるほど、品揃えは一通り分かったぞ。
自問自答タイムを取るべく「他も見て回りたいので、一度いいですか?」と聞いてみます。
そんなことを言うのは初めてだったので内心ドキドキでしたが、店員さんは慣れた様子で「分かりました!」とまたにっこり。

友達に「ケイトスペードでほぼ決まりなんだけど、あんな高い物を即決して良いのか決心がつかない」という旨をぐるぐる喋りながら他のカバンも見て回りますが、なんか違う…ばかり。

ハイブランドの並ぶ階へ行ってみるものの、ガッツリ壁で囲まれた閉鎖的な感じに「ここにふらっと入る勇気はさすがにない…そもそもここのカバン、ネットで見たけど全然ピンと来なかったし…」と引き返し。

靴売り場で「ムンプラさんのチャーチだ! 普通に置いてあって手に取れる!」って感動したり、靴裏に¥99,800の値札シールがぺたんと貼られてるのを見たり。

フェンディの、いろんな色のカバンが並ぶ壁を見上げて「前なら『ひえー、高そー!』って思っただろうけど、今は『あきやさんのだ!』って親しみを感じるな」とニコニコしたり。

連れ回している友達に詫びつつ(楽しいから全然いいよと言ってくれてました)、今日買うのか否かを自問自答します。
「百貨店に一人で来れる機会なんて、次は1年後、2年後とかかもしれない。それまで着物着ないの? 良いお店行かないの?」「他に迷うブランドがあるなら試着したら良いけど、ないんでしょ?」「もっと良い、選び抜いた演歌バッグが欲しくなったら、その時に買えばいい。今は『ちょっといいバッグ』が欲しいんじゃなかったの?」

そうだね。ケイトスペードに戻ろうか。
「おかえりなさい」と迎えてくれる店員さんに「色々見て回ったんですけど、やっぱりここが良いなって」と伝えた時、やっと決心ができました。
今の私は、やっぱりここがいい。

あらためて2種類を持たせてもらうと、四角い方がキリッとしていい気がする。でも、真面目すぎる…? 学生っぽい…?
丸い方がカジュアルで、普段着でも持てるかな。
迷いをそのまま口に出すと、友達も店員さんも「四角い方がしっくり来てるし、着物にも合いそう」とアドバイス。
そうだ、私は着物に合わせるバッグを買いに来たんだった。
当初の目的を伝えておくと、こういう時に助かりますね。

「ではこれを、お願いします!」
「55,000円です」
「カード一括で」
というやり取りの後、友達に「そう…55,000円もするのです…」とこぼす私。心の中では(やばいね! 大事にしなきゃ!)みたいなリアクションを予想していたのですが、
「そのくらいするよね〜。私もこの前、革のバッグ買ったら13,000円くらいしたもん。素材代がそもそも高いよ、革は」
というゆるい返事に、肩の力が抜けました。

そうか…5万円のカバンは、私が買っていい物なのか…

私の両親は服にお金をかけない主義です。
それでも父はオシャレ好き、母はノーメイク・ジーンズ路線なので、外を歩いても別に見劣りしません。
だから「高い服やカバンを買うのはもったいない。ちゃんと選べば、お金をかけなくてもそこそこ見栄えする格好ができるし、庶民にはそれで充分」という考え方が私にも染みついていました。

アイテムによって多少オーバーすることはあれど、服なら1枚4,000円、靴やカバンは1万円。このラインを大きく超えるのは「お金持ちの物」で、自分の手には入らないんだと思っていました。

でも10万円の靴も5万円のカバンも目の前に売っているし、私の口座にはそれと引き換えられるだけのお金があって、持ってみれば似合うし、「おまえなんかがこれを買うのか」とは誰も言わないのだということを、初めて経験しました。

これが転機になって、以降、ファッションアイテムにかけようと思う金額の上限がぐんと上がりました。でも今のところ、不思議と気に入るものはお財布に優しい価格なんですよね。

付き合ってくれた友達に心からの感謝を。ありがとう!!

ちなみにサッチェルさんを連れて出かけるまで、2ヶ月かかりました。

夕飯を外で食べる日にと思ったら、日中の出先からそのまま向かうことになってカバンを変えられなかったり。

一人で出かける日にと思ったら、コロナに罹ったり。

美容院へ行く日にと思ったら、美容師さんが熱を出して延期になったり。

いったいどういう巡り合わせ…?と不思議でしたが、結局、初詣がデビューになり、節目!!って感じでした。
(ちなみに「革は殺生を感じさせるので初詣にはNG」との意見も見かけましたが、「あそこの神社はそんな心の狭い神様じゃないと思う😊」ってことで連れて行きました)

2022年12月 コンセプト変更

ポケモンの新作を始めて、制服姿で野山を駆けめぐる日々。
お風呂に入ろうとしたときに、ふっと「学生っていいんじゃない?」というひらめきがありました。

女将さんより、よっぽど「自分像」としてしっくり来る。
私が「ついついやってしまうくらい好きなこと」に、女将さん要素があまりないのも気になっていました。
他人をもてなすのも別に好きじゃないし、何かこだわっている物や店があるわけでも無い。

それよりも、新しい漫画を読んだり、ゲームしたり、エッセイやニュースやルポを読んだり、いろんな「新しい情報」に触れるのが大好き。
でもそれを他人に伝えるのが好きとか、自分の考えを文章に起こすのが好きとかでもなく「へえー! そうなんだ」と、無責任に、ただ知るのが好き。

そんな自分がしょぼい気もするし、「読者」なんて職業はないから「キュレーター」とか「レビュアー」とか、なんか職業っぼくしたらコンセプトになるかなと悩んだこともあり。

けど、いいじゃん。一生学び続ける「学生」。

私にとっての学生生活は、バイトや友達との遊びなど「ものすごく充実してたけど、もっと勉強すれば良かった」という前向きでよくばりな後悔の残っている時期。
だから「一生学生でいられるなんて夢だわ〜! 今度はちゃんと文学に触れたいな。心理学も学んでみたいし、社会学もやりたかった」って感じ。

そこでハッとしたのが、サッチェルさんのこと。
これ、学生鞄が由来なんですよ…!

買った時はまだコンセプトが女将だったので、「なんか学生っぽくないですか?」なんて迷ったのだけど。
まさかの「コンセプトが後からバッグに合う」事態になるとは…

その後、「学ぶだけでは『なりたい』として弱い」「どんな人になりたい?」を加味して「暮らしを楽しむ学生社長」をコンセプトにしました。

この後、3月の自問自答ファッション講座で「楽しくてアイデア豊富で存在感のあるレストランオーナー」にアップデートするのですが、
「楽しい」が軸のひとつであることと、トップに立つ人、この2点は変わりませんでしたね。

2022年12月 ユニクロ 暖パン

金額へのこだわりを手放して、コンセプトも決まって、からのユニクロ。
この冬が寒すぎて、中に厚手のレギンスを仕込めるパンツが必要になったので買いました。
「見た目はほっそりで、でも中にレギンス履いてても楽でそのまま昼寝できるやつ」と理想を固めてから買い物に行ったので、身長152cmだけどLを買って、思いっきり裾上げしてもらうという最適解にたどり着けました。
4月からはレギンスなしで履いてます。ほんとノーストレス! 

2022年12月、2023年2月 ナチュラルビューティベーシック


・ニット
・ワンピース 
DROBE経由で購入。

試着の旅にはなかなか出られないけど、服不足だなあ…とじわじわ感じていた時に広告を見かけてチャレンジしました。
初回は仕事用のニットを中心に依頼。5着届きます。

心理テストのように「このコーデは好きですか?」という質問にたくさん答えたり、体形や希望する価格帯を登録したり…事前準備がけっこう大変。
今気づいたけど、登録してある情報を見れば、かなり服選びがスムーズになるかもしれませんね。自分で作るマッチパレットみたいな。
あと、「似合う」と「好き」は聞かれても「なりたい」はありませんでした。
代わりに「何が欲しい」が入るのは、まあ、購入前提のサービスだから当然っちゃ当然か🤔

いつもなら1アイテム5,000円以内のところを1~2万円にしてみたら、素敵なお姉さんって感じの服が届いてちょっと震えました。

えっコレ私が着ていいんですか…?
すらっとした美人の東京勤務のOLさん用じゃなくて…?
でも私の写真と、あれこれの結果を見たスタイリストさんが選んでくれたんだから大丈夫なはず…!

勇気を出して試着してみると、5着中3着が大きすぎて着れず、Sサイズの展開もなく、ちょっと勿体なかったかな…という感じ。
でもニットは好みドンピシャのが見つかったので購入しました。

あと、この回で最大の収穫は「ウエストインするとOLさんっぽく、きれいに見える」のを知ったこと。
提案されたアイテムの着用写真を見ていたら「みんなインしてる!」ってなって、仕事用の服は全部ウエストインして着るようになりました。
フェリシモのメッシュベルト(黒×金)が大活躍。


次の回では、弟の結婚前食事会&子どもの入園式に着るワンピースを依頼。
DROBE内で自由に買える「ショップ機能」があることも分かり、何着かお気に入りに入れておきつつ、プロの提案を待ちます。

登録してあるプロフィールのサイズ欄を詳しく書き足しておいたので、今度はどれも着られる物が届きました。
1着はショップでお気に入りに入れていたもの。
他は全部スカート丈が長い…これが流行りなのかなあ。

前回も、ニットと合うらしいロングスカートも提案されていたのですが、背が低いから着られてる感すごいし、積もった雪も巻き込むし、ぬかるんだグラウンドでしゃがみにくいし…
ノーサンキューですなあ。

(と書いていて思い浮かぶのは、講座であきやさんが言い放った「苦手な服はありますか? …はい、それは着なくていいで~す☺️」の一言。草野さんの漫画にもありましたね)

結局、ショップでお気に入りに入れてあった物を買いました。
ブランドも、前回のニットと同じナチュラルビューティーベーシック。
ここで「自分で見に行った方が、結局、効率良いのでは…?」という気がしてきます。
購入品の価格+スタイリング料が1回3,000円くらいかかるので…
でもDROBEなら1時間でブランド横断で5~7着も着れるし、写真も撮りまくれるし、手持ちの服と合わせたりできる。

今は3か月に1回のお楽しみにしています。
でも夏服は要らないから延期するかも。

2023年2月 ikka ジャケット

子どもの入園式&仕事用に。
仕事のジャケットで行く気だったのですが、ふと見たら肘がボロッボロで。断服式をシーズン前にやらないとこうなります。

和装の羽織を受け取りに行く予定があったので、富山のイオンモールで買おうと決めました。と同時に、基本に立ち返って「自問自答式・試着の旅」を、モールの端から端までやってみようと決意。

まずは紅虎餃子房でお昼を食べて、食休みしながら「理想のジャケット」の条件を書き出したり、ZOZOTOWNで検索したり。
ここでひとつ発見がありまして、条件を書こうとすると数個しか出てこないんですが、ZOZOTOWNを見ると「ツヤのない素材がいいな」「ダブルでなくシングルがいいな」「ボタンの主張がないほうが好み」などのこだわりが見つかりました。

一通り出尽くしたところで、試着に向かいます。
ギャルっぽいお店も、イオンの婦人服売り場も、ジャケットを置いてあれば全部着てみる。写真を撮る。そして一旦退店。
この時はどのお店も写真OKでした。

印象に残っているのは、ギャルっぽい店員さんがめちゃくちゃ楽しそうだったこと。
私は真面目そのものって感じの見た目なので、試着をお願いしたらびっくりされるかと思ったのですが、「見てくださってありがとうございます!」って言われました。
そのお店のジャケットは、超ショート丈だし袖は長くて広がってるしで、入園式や仕事には着られない物でしたが、「これ、面白いですね!」「ですよね!」なんて店員さんと笑い合う経験ができて、めっちゃ良かったです。

あと、同じ店員さんに「肌きれいですね」って言われたのも嬉しかった。
私は中学からずーーっとニキビが途切れなくて、お世辞にもきれいとは言えない状態なので「マスクの中はやばいです」と慌てて事実をお伝えしたんですが、「でも、おでこも目元もピカピカですよ」と。

そう…かな。そういえば、マスクから出てる部分はニキビ無いな。
じゃあ、マスク生活が終わったら、顔全体がもっときれいになるかな?
と、店員さんの一言で急に将来が楽しみになりました。

話は戻って、ジャケットのこと。


ショッピングモールでは、6,000~24,000円まで価格幅がありました。
ガールズの皆さんの記事を見慣れた目には、「あ、こんなもんなのね」という感じ。値段は気にせずに好きな物を選ぶことにします。

今のジャケットの不満点は、着心地。
楽で、肩や背中が凝らないことを最優先にしたら、ikkaに決まりました。
悩んだのは色味で、入園式のことを考えたらライトグレーも明るくていいかなと思ったのですが、「それ、お母さんの視点じゃない? 学生社長が着るなら、きりっと見える黒でしょ」と。

実際に着るようになった今、黒にしておいて良かったと心から思います。
前も黒いジャケットだったので、すんなり入れ替えられました。
これがライトグレーに変わってたら、年度末・年度初めのバタバタの中で「このコーディネートおかしくない?」と心配が増えるとこでした。

2023年3月 北欧、暮らしの道具店&AOKI ブラウス各1枚

急に暑くなって、日中の車移動でホットコット(ベルメゾンのあったかインナー)を着ていると汗だくになったので、慌てて1枚でも過ごせるブラウスを出しました。
この時は断服式をシーズン前にするつもりが、忙しくてつい先延ばしにしてたら急に暑くなったんですよね…。

黒はいいとして、赤は秋っぽすぎて着たくないな…と思っていたところ、いつもラジオや雑貨を楽しみに見ていた「北欧、暮らしの道具店」のブラウスが目に止まりました。

通販だから試着はできない。返品はできるけど…
12,000円か…春服なんてちょっとしか着ないのに、こんなに出す…?
薄ピンクベージュなんて、汚れないかな…

迷って、一度はあきらめようとしましたが、スマホのウィジェットに「残りわずかの春アイテム」とあるのを見た瞬間、よみがえる記憶。
冬、同じように北欧、暮らしの道具店で素敵なスカートが目に止まって、でも「ロングスカートは要らない」と思ったばかりだったから試着もしなかった。けど、今でもあれ、気になってる…
ここでまた後悔を上塗りするのはイヤだ!と思い、注文。
届くのを待つ間に、他のブラウスも見比べようとAOKIに行きました。

仕事向きのブラウスがずらっとある中で、気になったのを片っ端から試着。
この時まで、私は真面目そうに見られるので白やブルーが似合うと思っていたのですが、着てみると「服だけ新社会人」って感じで浮いている。
コンセプト的にも、これでは「学生社長」じゃなくて「ただの学生」だ…
となり、一番ましだったピンクベージュを購入。

翌日、北欧、暮らしの道具店のブラウスが届いて、愕然としました。

良すぎる…
このフレア… 美しい透け感… かわいい貝ボタン…
「この服しか着たくない」とは、これか…
こんなの、買うしかないじゃない…

思わず夫に「ねえ、これ、すごく可愛くない?」と見せたら、
「おー! 昨日のより全然似合ってるよ!」と超笑顔で言われました。

そうね…私もそう思う…
これ届いてから考えればよかったわ…

ちなみに自問自答ファッション講座にもこれで行こうと張り切っていたのですが、今度は3月中旬にしては異例の寒さで、上にニットを着ざるを得ませんでした。無念。

でもね、この先まだまだ着れるから。
いつか自問自答関係の誰かと会うときに「これがあのnoteのブラウスです」と言うのが夢です。

まとめのまとめ


ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
失敗や後悔も、最近までやらかしていますが、振り返ってみて思うのは「自分なりに頑張ってたな」ということ。

自問自答ファッション講座を受けてから、新しく服を買っていないこともあり、何も変わってないような気がしていました。
でも、それまでにちゃんと積み重ねてきてたのが分かって一安心。

講座の、あの怒涛の情報量をさばききれてないのは確かなので、次はそこに手をつけたいな。

ゴールデンウイーク中に夏の断服式は済ませましたが、講座の資料を見返したり、試着旅に出たり、人生設計を考えたり、やりたかったことはまだまだ残っています。

でも、ゴールデンウイークが終わったからといって諦めるのではなく、ちょっとずつまた掘って行けばいいよねと思うことができました。アウトプットしてみて良かった。

夏の断服式をしたことで、今シーズンは新しい服を買わなくても十分過ごせると分かったので、購入前提じゃない自問自答をじっくりできそうです。

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