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昨晩ツイートした内容が、福利厚生と自責の考え方と、140字では伝えきれずに強引な文章だったなと思い、削除しました。

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反応いただいていた方、申し訳ございません。改めてこちらのnoteにまとめます。

まず、住宅手当についてです。
弊社にも住宅手当の福利厚生はあります。転勤で異動となった場合の補助で手当を出しています。ただ、転勤をしない者はずっと手当の対象ではないので今後検討していく余地があります。
現時点での会社の考え方が、限りある資産の分配の仕方の一つとして、全員への住宅手当よりも転勤者への補助、そしてその他の福利厚生への分配を優先としています。
ここまでが事実です。

そして、ここからは主観です。
弊社では、社内のコミュニケーションに繋がるような施策(運動会、海外キャンペーン、ランチ補助、達成食事会補助、、、)を通じてカルチャー理解に繋げることが福利厚生の一つの役割として捉えています。
もちろん、この考え方そのものにも賛否あると思いますし、実際には運動会はもういいから、その分を毎月の住宅手当に回してほしいという声もあるのも実態です。
それらも踏まえて経営陣が都度判断し、福利厚生の内容を毎年刷新している状況です。私は丸11年この会社に勤めていますが、「より良くすること」に向き合っているなと感じます。


根本にあるのは、満足するよりも、幸福になる、そんな資産(お金)の使い方をしていきたいという考えです。
住宅手当は、会社→個人へのやり取り、この効果は1→1。
社内コミュニケーションのための運動会やキャンペーン旅行などは、会社→チーム&個人、この効果は1→∞。
満足ももちろんしてほしい。
そして、まだまだこれから大きくしていくフェーズの弊社において、その効果がより大きい方に投資をしていきたい。それが、幸福の追求だと考えています。

満足したら、次の足りないものに目がいき、また新たな不満を生む。時にそこにパワーが生まれることもあるとは思います。
ただ、私たちは特に新卒で入社するメンバーに、「足るを知る」を伝えて、今ここに向き合っていく人間性を養ってほしいと考えています。足りないものに目を向けるのではなく、足りていることに感謝する。その上で次に自分ができることに目を向けてほしい。こんな思いです。

これを、ツイートでは自責と表現しておりました。
自分のせいだと責めるのが自責ではなく、自分ごととして捉えて、自分が変わっていくことで状況をよりよくしていくこと、という考えです。
住宅手当のあるなしで幸せに影響は(根本的には)しないと思っています。(もちろん、住宅手当がその人の本当の幸せなら、ある会社に行っていただく方がいいですよね。説明会や選考時にも実際にそのように伝えています。)

それも踏まえ、自分の見方しだいで見えてなかった背景や考えに触れることができ、やるべきことや頑張る意味を見出せるのなら、私はその考え方を新卒たちに伝えていって、幸福の追求の仕方をうまくなっていってほしい。

会社は会社でやるべきことを進めています。個人は個人で、その会社に属すると判断している以上、より良いパフォーマンスをしていく。採用担当の私は、人を採用する=その後の人生にも関わることだと捉えているので、誤解があれば間に入って仲裁をする、それも私の仕事だと思っています。


今回のツイートは配慮に欠ける内容だったと思いnoteにしました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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