麻雀はお好きですか?麻雀で新卒採用をしている弊社の“想い”を知って欲しくて、イベントをレポします
こんにちは。
なつめ(Natsume__st)です。
さて、タイトルにあるように今日は麻雀のお話しを。
当社には、日本プロ麻雀連盟に所属している社員がいます。平日は他の社員と同じく通常業務、土日は麻雀。そんなダブルワーク。(副業は申請ベースでOK。むしろこの社員の働き方を認めるために作った副業OK制度のような気も。)
そして、その社員をきっかけに開催できるようになった新卒採用活動の一つに、「麻雀採用」があります。
麻雀採用は17卒から始まって、今や3世代のメンバーが入社し社内で活躍中。18卒の子が中の人である公式Twitterアカウントはこちら👇
ちなみに採用担当の私自身は、麻雀を打ちません。。例えるならドンジャラ(知っている人どの位いらっしゃるんだろう。一応リンク貼っておきます。笑)レベル。
逆に、麻雀にあまり良い印象を抱いていない人でした。
お金かける、昼夜逆転生活、タバコ臭い、ていうかギャンブルじゃん?!、、、、そんなイメージで。
ただ、徐々に麻雀に対してのイメージも変わってきています。ちょうど麻雀採用公式アカウントのフォロワー数が600になった時、中の人とのやり取りをしていて嬉しかったとき。
そして先日参加したこちらのイベントにて
入社式などのようなイベントをレポートする感じで、採用広報としてnoteを活用する術を学びました。
素直さに定評のある私(笑)は、ちょうど21卒向けの麻雀採用イベントが終わった週末なので、早速レポートしてみることにしました。麻雀を知っている人にも知らない人にも、想いが伝わりますように。
なぜ麻雀なのか
さて、なぜ新卒採用で「麻雀」なのか?答えはズバリ、麻雀が強い人は得てしてバランスが良いから。バランスが良い人全員が麻雀をやる訳ではもちろんない。ただ、麻雀をやる人、更には麻雀が強い人は非常にバランスが良い。
バランスというのは、ビジネスで必要そうなセンス…
・ 場を読む
・ 決断できる
・ 数字に強い
・ 勇気がある
・ 切り替えができる
この辺りが一致するらしいんですね。
さらに、麻雀好きで有名なサイバーエージェント藤田さんの記事にもあるように、学歴や語学力をドラとかけて説かれているのは納得です。いい大学を卒業したとか、英語が話せるだけとか、それでは仕事そのものはできませんよね。麻雀でいうと、ドラ単独では役にならないので上がれないので、時には「捨てる勇気」も必要。それもセンスです。
なので当社では、新卒採用を2003年から毎年続けてきている中で、2017年の新卒向けの採用活動から麻雀を接点に学生と出会うやり方を一つのリードとしてみました。ちなみに一般入社(大手ナビ経由)の学生ももちろんいますので、麻雀打てないと入社できないわけじゃないよ。笑
ちょっと待った。。イベントのレポートなのだから早く本題に入りますね。
採用イベントの流れ
当社に在籍している麻雀プロの社員が、Mリーグ(麻雀界のトッププロのみが出場できる麻雀プロのリーグ戦)に参戦しているプロ達をお呼びします。それがとにかく絶大な集客効果。学生たちはプロに会える、そしてプロと勝負できる、という動機(だけの人もいる。。笑)で且つ就活にもなるなら、と当イベントに参加します。
当日はそうして集まった学生雀士たちと、プロ&当社の社員雀士たちが戦います。
ちなみに我らが社長も打ちます(めちゃくちゃ強い)。
左側奥には、今回初仕事の今年度の新卒も!ありがとうね!
その後、本社のラウンジに場所を移して食事をしながらお酒を飲みながらの懇親会、お楽しみの表彰式と続きます。ここでも今年度の新卒や2年目の子たちが頼もしく仕事してくれてます!
お昼から打ち始めて最後に記念撮影をして終了!解散は21時。麻雀打たない私もヘトヘトです。
ちなみに #内定をツモれ でツイート選手権もしていました!詳細はTwitterにて。たくさんつぶやいてくれた1位の方、ありがとうございました〜!
実際、麻雀採用で何を見ているのか
麻雀を打って、勝ったら内定!ではありません。純粋に麻雀強い人を採用したいわけではないのでね。さらっとした流れは、こんな感じ。
要は、参加した学生の中で順位が高ければ高いほど、選考を飛び級で進められる、ということです。
ちなみに、先月も21卒向けの麻雀イベントが行われ、そこで学生1位で“内定リーチ”だった方は現時点で既に最終選考を終えて合否が出ています。そんなスピード感。
麻雀の打ち方で、ある程度の学生の個性やタイプが分かります。4半荘(ハンチャンと読む。4試合と言うこと)組合せを替えてやるので、なかなかの時間を学生と共にするから色々と見えてくるんですね。
ここで、実際に社員から提出してもらった学生の所感をほんの一部だけご紹介。
・ゲームの流れを読める。地頭が良く、適度にコミュニケーション能力もある。精神面が良さそうで総合力が高い印象。
・とにかく人が良さそうで根が明るく営業向き。ただ、少し子どもっぽく甘えん坊にも見える。当社にいそうな方。
・おっとりしているが、しぶとい。多くは語らないタイプ(同卓におしゃべりな子がいたせいもある?)だが、高い熱量を随所で出せる方。
・かなりのお調子者で地頭はあまり良くなさそう。ただ、人が好きで同卓の全員とLINEを交換していて誰とでも積極的に会話ができる。営業向き。
こんな感じで、麻雀を通して、そしてゲームをしながらの会話でその人それぞれの特徴をなかなか見抜くんです、当社の雀士たち。
学生のこのイベントに対する考え方
参加した学生の中には、本当に当社に興味が無く、プロと麻雀できて満足、選考を希望しないという方もいます。我々もそれで一定数は良いと思っています。
ただその中でも、初めの動機は“不純”だったけど(笑)、ゲーム中に学生も社員の人がらを見る、クセを見る。そうして、案外おもしろい人たちかも、そもそもこういう採用方法をとっている珍しい会社だもんな、と当社に興味を持ってくれる学生がいる。ここが狙い。
ある時、『入社したら、麻雀採用の運営を自分もできるんですか?!』と聞いてきてくれた学生がいて嬉しかったなー。(採用活動に携われればプロと常に会えるから魅力だと。笑 ただ、入社して1、2年で450人の会社の採用活動に関われることはそうそうない、と気付く感度の高い学生も少なくないんですよね)
あともう一つ。大学1年生の頃に当社の麻雀採用を知って、3年生になったら絶対受けよう!と思っていた、という学生にも出逢いました。これまたとっても嬉しかったなぁ。
わざわざ関西や九州など遠方から、この日のために東京に来てくれる学生もいて。コンテンツに魅力があれば行動を起こせる、そんな行動力のある学生たちと出会いたいんですよ!と伝えると、目を輝かせてくれる学生たち。麻雀好きで良かった、これが就活になるなんてラッキー!と言ってくれる学生たち。
就活を、辛いものではなく自分を表現できる場に
就職活動とは本来、どう働くか、どう自己実現をしていくか?の道を“選択”をしていくもの。合わない企業しかないのなら、自分で起業すれば良い。学生は企業から圧迫面接を受けて耐え忍んだり、企業に気に入られるような自分になるために取り繕ったり、そうやって就活を“乗り切る”のって、違うんじゃないかと私は学生たちに伝えています。
当社はたまたま“麻雀”ですが、これがベストだとは思っていない。これからも色んな接点を作りにいって、まだ出会えていない学生、そして引き出せていない学生一人ひとりの個性に出会っていきたい。麻雀採用は、そんな可能性を感じさせてくれる、現時点で当社になくてはならないツールになっています。
就活生の皆さんにもこの文章が届くなら、就活で自分らしさを表現できているか?にとことん拘ってほしい。それが入社後のミスマッチを防ぐのはもちろん、飾らないあなた自身の強みで活躍できる近道になるから。
以上、とあるイベントレポでした🙋♀️
また書きます。
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