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結論、全女子の皆さん、泣いて良いんですよ。

ハンカチについてツイートしたら、

思い出しました。あの女性との出会いを。そして、改めて感謝しています。あの時わたしを泣かせてくれたこと、わたしの涙を許してくれたこと。もうお名前もわからないあの方。どこかでお元気にされているでしょうか。わたしは元気です、あの時はありがとうございました。


その女性とは、わたしが新卒のころ・・・もう10年以上前に出会った、営業先の担当の方。なんてことない普段の商談をしていて、ふとその方に言われたひとこと。

「なつめさん、ためこまないで泣きたいときは泣いて良いんだよ」

思い入れのあるバーバリーのハンカチを持っていたその日の私は、意図せず、はじめましての女性の前でふとこんなことを言われ、何かがプツンと切れて、大泣きした。そのハンカチを濡らした。(ハンカチのこともめちゃくちゃ褒めてくれたな。)今思えば、どうしてその方はわたしがためこんでいる、と分かったのだろう。



ただ、おそらく当時のその女性と同じくらいの歳になった今のわたしにも、はっきりと分かることがある。
◆泣きたくなったら泣いて良いこと
◆メンヘラでもなんでもないこと
◆とくに女性は定期的に泣きたくなる傾向があること
◆それは恥ずかしいことでもなんでもなくて、むしろ健全なこころとからだの状態であること
◆そしてそれを認めてくれる周りの人がどれだけ貴重で重要かということ

先にお伝えしたいのは、女性がとか男性がとかジェンダーの話をしたいわけではなく、性別的にオンナであるわたしには男性のことはわからないことも多いので、女性と男性を比較した話をしたいわけでもありません。あくまでわたし個人の経験で、それで確かに自分自身を救えたし、実際にチームメンバーや新卒の子たちに賛同を得られた場面も多かったので文字に起こしています。


生理が月に1回くること

これが話の軸。生理により、女性のからだはホルモンバランスが崩れて個人差あるものの、なかなかの “めちゃくちゃ状態” に。それも毎月。閉経までおおよそ40年間ずっと。毎月あることなのに、我々女性たちはなぜか慣れない。症状が毎月違ったり、昨日と今日とでも別人のような気分になったりするくらい、「全くよめない」からだ。生理の前後でも体調に出る人も少なくない。と考えると、1か月の半分以上は生理に支配・コントロールされている我が身体。改めて、頑張ってないか。。。


話を戻すと、“その女性”は、

「…だから泣きたくなるのも当然。だってホルモンバランスがめちゃくちゃなんだよ。もう自我とか自意識とかでどうにもできない領域。だから、“泣きたくなっちゃってる、自分、、うう。。とか思わずに、ホルモンバランスが崩れてるんだなー。ということで涙が出るんだなー。そうかうんうん、じゃあ泣いておこう”と自分との対話を忘れずにね。」

と、教えてくれた。目からうろこ。泣いて良いって言われるのって、こんなに嬉しいんだ。そしてこんなに安心できるんだ。その女性の前でわたしはひとしきり泣いて、新たな境地を教えていただいた。


それ以降、わたしは泣きたいときは泣けるようになった。もちろん泣き虫と思われないように、時と場を選んで。(←ここポイント)涙を、“この人の前でなら”流せる、と心から想える大事な人とも巡り合えた。そしてわたしの前で泣くメンバーもたくさんできた。


自分のことを認めてあげてほしい

自分のことなのに、なんだか自分が一番扱いづらい。わたしも思うこと、ある。ただ、学校の保健体育でそんなことまで習った記憶がないわたしは仕方ないのかもしれない。だからせめてこうやってわたしは伝えたい。泣きたいときは泣いて良いんだよ。自分のことを認めてあげて良いんだよ。もしそれがへたくそな人に出会ったら、私なりに全力で教えてあげたいと思っていることを。そうやって少しだけラクに生きれるようになってきたから。わたしの前でなら涙を見せれる、そう言われてうれしかったことも踏まえて、チームメンバーの涙を受け容れられるチームでありたい。


とりとめもなく書きましたが、泣いて良い理由、わたし流。また来週あたり、わたしも泣いてると思います。笑

ただそれを知っているから、安心して明日からも人生に一生懸命に。

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