なつこんの「式を挙げます!」vol.3

さて、まず始めたのは引き出物選びと衣装選び。前者は少し悩んで、安定の百貨店カタログギフトに決めました。いくつか結婚式に出席してきたけど、一番無難で良かったから。プランナーの友人が自身の結婚式でも使っていたというのも決め手でした。

衣装は、夫の「ドレス姿が見たい」との要望もあり、洋装にすることにしました。お色直しは特に必要性を感じず、なしに。

衣装選びは、プランナーさんにどんなイメージのドレスが着たいかを相談し、その中から気になったドレスショップのパンフレットを数社もらい検討。私はもともと年齢より上に見える顔立ちの上、背が高いので「ふんわり」とか「キュート」なイメージより、「シックに」「すっきり」見えるスレンダーラインのドレスを希望していました。パンフレットは見れば見るほどわからなくなってきたので、まずはプランナーさんからの「ここのレストランで挙式する人の多くが利用している」というドレスショップに予約を入れました。

――予約当日。お世辞がなく、信頼できるのは身内! ということで、母・妹と3人で来店。夫は「なっちゃんのドレス姿は当日の楽しみにしたい」とのことで来なかったけれど、こちらとしては悩むのも楽しみのひとつなので、待たれてるプレッシャーがなく、かえって良かったです。

……少し古めの建物に入ると、店員さんは皆、素朴で親切な印象。……なんだかあまりにも洗練されている店内・接客だと気後れしてしまうからヤダな、と思っていたので、ほっとしました。(ドレスショップさん、ごめんなさい!!!)

エレベーターで、ウエディングドレスがずらーっと並んだフロアに到着。「こんな日が来るとは……」と私の中の薄めの乙女成分も、思わず濃度が増します。

担当してくれた女性は20代半ばくらいの可愛い店員・Rさん。説明もわかりやすく、親切でした。

「それでは、ご自由にご覧いただき、気になるものがあったらお声かけください」

「これ、どうかな?」「それは似合わないっしょ」と私が妹の辛口アドバイスを受けながら選んでいると、担当の女性が私の印象から選んだという1着を持ってきてくれました。そのときは「んん? どうかな?」と思ったけど、3着試して、結局初めに着たそのドレスに決定。

自分ではなかなか選ばないであろうかなり可愛らしい印象のトレーンがついたドレスだけれど、前はすっきり、私の着たかったクラシカルなレース感が素敵なスレンダーライン。Rさんがささっと私の髪をアップにまとめ、造花のブーケを持たせてくれたおかげで、ぐっと花嫁気分に。

ドレスは母・妹からも好評で、的確に選んできてもらえたのも嬉しく、そのお店で即本契約しました。……正直、ホームページやパンフレットの印象では、少し子どもっぽいドレスが多そうだなぁと思っていたので、予想以上のドレスが選べて大満足。もう少し大人のモデルを使えば、over 30への訴求力があるのになあと勝手に思いました。

次回の小物合わせまでは2ヶ月ほど空くものの、衣装選びが済んだことで結婚式へずいぶん前進した気がする、なつこんなのでした。

(つづく)

#結婚式 #結婚生活








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