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ギフトフロムゴッド

先日観ていた映画の中で、「子どもができることほど平等なものはない。欲しい欲しくないに関わらずできる人にはできるしできない人にはできない」みたいなセリフがあり、本当にそうだなあとしみじみ感じた。

結婚して7年が過ぎ、上の子はもうすぐ小学生になる。望んでわりとすぐできた子どもだったこと、まじ奇跡。私たちのところへ来てくれた子ども達は、神様からの贈り物である。

それを忘れて、自分の感情で叱りつけたり、強い言葉をぶつけてしまったときには「ギフトフロムゴッド」という、学生時代の仲の良い友人発のこの言葉を思い出すようにしている。私と全く違う人格の子ども達。私の所有物ではない。親で大人だから、ともすると強い言葉でコントロールすることができると想像して、少し怖くなる。いや、すでに多少やっちゃってるかも知れない。

学生時代の「ギフトフロムゴッド」は自分達を肯定するときに使っていた。私たちは良いところがたくさんある。唯一無二のギフトフロムゴッド。初めて友人が発したときは大袈裟だと大爆笑していたが、素敵な言葉で大好きだった。相手を尊重する言葉。

家族としてたまたま出会ったから、もしかしたら私とは気が合わないと思うようになるかも知れない。でも縁あってうちに来てくれた子ども達だから、なんとか上手くやっていけたらなと私は思ってるんだよね。

そうやって少し子どもと距離を置いて考えてみるのも、もしかしたら育児する上で気持ちが楽になるかも知れない。

そんなある日、長男と話していたら、

「おとなってけっこうてきとうだよね」

と言われ、齢5にしてそれに気づけるって、なかなか良い人間に育ってるなあと嬉しくなった。

仮住まいの我が家から自由に飛び立ってくれるまで預からせてもらうんで、どうぞよろしくね。

※写真はオレンジ色のカゴでカボチャを表現したハロウィン時の次男。こちらもなかなか面白い子に育ってます。







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