初めて出会ったのは秋の街角 ふたり会えなくなっても あの頃のこと心に刻まれたまま また秋が訪れた 私だけの密やかな炎
あの人のいない街角には何もなく もう夏は終わっているのに 季節はそれを認めようとせず 秋を始めることもできないでいる それでも日の出は遅くなったのに
花火見事だった。 昔、缶ビールを片手に、ここから花火見えるでと言ってくれた地区のお年寄りたちは、足腰が弱ったり亡くなったりしている。 今年は子供は友達と花火大会に行ってしまった。 それでもいつもの打上花火、いつものきらきらした僻地の星明かり。山の端近くには、北斗七星だろうか。 花火が見える近所の穴場はちょっと淋しいけど私1人の特等席だった。
夏休み最後の日 街のファミレスで出会った子供たち みんな真っ黒に日焼けして元気いっぱい 夏が終わっても これからもその笑顔大切にしてね
夏は果て 涙も知らず 別れゆく 俳句の日らしいので…🫧
真夏の日と波音が遠ざかる 通り雨の後 誰もいない浜辺には 汐騒の音しかなくて 少しだけ柔いだ陽射しに包まれ 君がいた夏 過ぎゆく季節にさよならをした *今日は少し涼しかったです🫧
静かに水にただようような夢花火 真夏の夜の一瞬に咲いた 遠い幻を見ているみたいに 今だけは寄り添ってふたり ゆらゆらと闇に溶け合ってゆく ✳関門花火大会は配信で見ました🎆
盆踊りのお祭りの後の待ち合わせ あの時守れなかった約束 あなたを追いかけ路地裏へと迷い込む 遠く車のライトが光っている 私はここにいます 白い炎に頬ずりをした
あの人たちとわざとはぐれて、私は好きな人と2人でお祭りで歩くんだ りんご飴を買って 🎆 欲しいかと言われても十分すぎるほど与えられている ブーゲンビリアの咲く8月のバス停であの人を待つ (Xに書いたもの🌺)
ずっと待っていた2人だけの週末 真夏の濃い青空が燃えたっている 流れる汗もそのままに 明日は車で海まで走ろうか 灼熱の浜辺に抱かれ時を忘れ
梅雨明けを知らせる陽射しと君の汗
短夜の余韻の窓に星二つ
雨に冷え温もり交わす梅雨の部屋
降りしきる豪雨ふたりを閉じ込めて
青空のソーダに消えた君の思い出
雨垂れに溶けゆくふたり水無月の夕べ