一歩踏み出せない人間のへなちょこ第一歩

今日から日記を書いてみようと思う。
日記。
上手い文章、おもしろい内容でなくてもいい。
毎日書くことに意味がある。質より量。量からしか、良いものは生まれないらしい。
文章が上手くなる秘訣は、とにかくたくさん文章を書くこと。大好きなあさのあつこさんがなにかの雑誌でそう書かれていた。

物書きになりたい。どんなに小さな影響でもいい、だれかの心に届いて、なにかを思うきっかけになったり、ふと心の片隅にのこるような言葉を紡ぐ人になりたい。そう思い続けてきた。

心を動かされる文章に出会う度、「わたしもこんな物語を、エッセイを書きたい!」と思い、カフェに行って意気揚々とペンを握り、紙に向かうのに、いざ頭の中にあるものをアウトプットしようとすると、脚がすくむ。

「だれがこれを読んでくれるんだろう?アイドルでもない、ただの一般人のエッセイなんて」とも思うし、頭の中にあるうちはまだ見ぬ自分の可能性を妄想できるのに、いざ書き始めると自分の才能のなさを目の当たりにするのが怖くて、手が止まる。読み手の存在を想像すると、いよいよ書けない。

自分が思っていた以上に固い文体となんの面白みもない内容で心が折れるけど、ここを一歩目として、これから少しずつ意味のある文章を書けるよう成長していこう。

「続けること」だけを誓って。
自分に期待していきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?