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追悼・高橋幸宏氏〜日本で最高のCOOLなドラマー〜

土曜深夜。
いつものように「寝る前に軽くネットでもチェックするかぁ〜」と、呑気に構えていたところにこの訃報。
ご冥福を、なんて言ってしまうと、この世界から屈指のドラマーがいなくなってしまったことを認めるようで、そしてまだ認めたくないから、もう少しの間、取っておこうと思う……。

ユキヒロさん(知った当時は『高橋ユキヒロ』表記だったので敢えてこう書きます)を知ったのは勿論、世界的に有名なYMOがきっかけだ。で、オタクと言うものはだいたいハマると深堀を始めw結成前に三人がどんなグループに所属し、どんな音楽をやって来たか、を調べ出す。
そこで出会ったのが伝説の「サディスティック・ミカ・バンド」な訳です。
代表作「タイムマシンにお願い」は、そこそこ音楽をかじっている人なら一度は聴いたことがあると思う。
ミカバンドはアルバム3枚?(うろ覚えで申し訳ない)で空中分解、しかもその理由がリーダーの加藤和彦氏とヴォーカルで加藤氏の奥さんだったミカさんの不倫離婚?😅だった為、その後何度か再結成はあったものの、オリジナルメンバーが揃うことはなかった。
ミカさんの代わりに桐島かれんさんや木村カエラさんがヴォーカルをつとめたが、やはりミカさんのインパクトには勝てなかったかな。
そのミカさんのパワーが炸裂している「タイムマシンにお願い」は、2枚目の「黒船」に入っているのだが、このアルバムはとにかく凄い!!!!
江戸末期の黒船襲来のコンセプトに沿ってアルバムが作られているのだが、昔のレコードのA面(通じるのか?)4曲がほぼノンストップで続いていく。
で、ここからが本題なんですが!
PCでリズムを打ち込んだ音楽しか聴いていない世代には、ドラマーと言う今となっては稀有な職業であるユキヒロさんの職人技を、是非とも体感してほしい!!
生身の人間がこれだけ一斉に音を鳴らせるってどーいうこと!?ってなりますから!🤣
ちなみにこの時代、クリック信号もないはずだから、ドラマーの導きに他のミュージシャンは従うしかないんですよね。でもこんな熱い曲なのにテンポが始めから終わりまでそこまで狂わないのがまた凄い……‼

このcoolさが次のYMOで更に磨きがかかったんですが、個人的にはミカバンドのドラムが好きで、未だYMOよりこっちの方を聴く。特に横浜の開港記念日近辺に聴くと萌えます😅

あー、雑な説明でもどかしい。
ユキヒロさんのことはまた追って語りたいと思います。すっかり朝になってしまった。少し寝よう。
夢で逢えたらいいのにな。

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