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“ランジェリー”と“下着”の定義

まず、大前提として“ランジェリー”とは何か。

これを完全に私の主観で定義付けしたいと思います。


おそらく多くの人が、「ランジェリーは高級で特別感のあるもので

下着は普段使いする機能性重視のもの」というイメージがあるのではないでしょうか。


ウィキペディアによると、国によって“ランジェリー”と呼ぶ範囲は異なるようです。

基本的に、ランジェリーは女性用のインナーウェア、つまり下着であるが、個人の私室においてはアウターとして機能する薄手の衣類のこと。

つまり、スリップやベビードールのようなものを指すのだそうです。

日本の下着企業でも、ボディを形作り保護するものとしてのファンデーション=補正機能のあるブラジャーやショーツなどは、ランジェリーにカテゴライズされていないようです。


下着=Under wear 

日本では着物文化であったため、ノーパンまたはふんどしの時代が長く、

今でこそ履くことが義務レベルで浸透しているパンツは、戦後になって洋服が普及し始めてからのもの。

あくまで、衛生面上身体を守るための下着。衣服が汚れないようにするためのものだけが存在していたわけです。

今となってはカップ付きインナーのシェアが伸びていますが、

少し前までブラジャーを着けることさえ義務のように教育されてきました。


一方で、フランスで発祥した “Lingerie” に匹敵する日本語が存在しないのは、いうまでもなく独自の文化ではないからです。

しかし、日本の下着メーカーは非常に高い技術を持っています。

ワコールさんが、パリで開催されている“サロン・インターナショナル・ド・ランジェリー” でデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、
海外からもその技術や熱心な仕事は高く評価されています。

日本独自の素晴らしい下着文化があることは、また別の回で・・・。


簡単に、いわゆるランジェリーや下着についてお話ししたところで本題に戻ります。


私が定義する “ランジェリー” とはなにか。

ランジェリー = “身に着けることで心を豊かにしてくれるもの”

美しい、気持ちいい、楽ちん、気分が上がるetc... ひとつでも当てはまれば、

ユニクロのブラトップも、ゴリゴリの補正下着も、すべてランジェリーと呼んでいます。

ここで

「手抜き」と思ってブラトップを着ている人は“下着”を着けていることになるし

「苦しいけど痩せる為・・・辛い」と思ってゴリゴリの補正下着を着けているなら、それはランジェリーではありません。

決してスピリチュアルに表現したいのではなく、


私はランジェリーの多様性を浸透させたいという思いが強くあります。


適正な年齢で、スポブラを着け

適正な年齢で、ワイヤーブラを着け始め

適正な年齢で、おばさん下着に成り下がる。

これが義務みたいに常識化されていることが疑問を感じます。

現代の下着文化が定着したのは、圧倒的な教育、企業の刷り込みによるものです。

それを否定するつもりはありませんが、

「そうである」必要はありません。

もっと自由に選択できる権利があるわけですから。


多くの補正下着メーカーさんが宗教的な洗脳という技で顧客を集めていますが、(叩かれそう)

私も同じように洗脳から説くべく皆さんを洗脳させていきたいなと持っております♡(笑)


よろしくお願いいたします。


Natsuki


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