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#読書メモ 「TIME×YEN 時間術」

やほ!

先日、メルペイフィーバーの特典を使い切ろうと、ブックオフに立ち寄りました。
昨日のNPアカデミアの言葉を借りれば、たまたま見つけた”ニッチ本”です。

立ち読みで軽く読んで、一目惚れし、購入しました。

いろんな時間術の本を読んできたけど、
この本の根底の考え方を持っていないと、結構意味がないというか。
結局時間術に忙殺させられることになりかねないなと感じました。

自分の時間を見たことあるか?

ここに尽きると思います。

ここでは26万T¥(T¥はタイムエンであり、1T¥=1時間)で書かれていたけど、
自分たちだとどうだろうか。

もうすぐ24になる自分、
そして平均寿命が85くらいになると想定して、

(85-24)年×365日×T¥14(1日の可処分時間)≒32万T¥。

この32万T¥をどう自分の時間に投資するか。
絶対に増えることない数字。
そしてカウントダウンに目を向けることや、そこから逆算した合理性を追求していかないといけないと話していました。

この数字見て、途方のない数字だなと思う反面、
これが徐々に減っていくとなると、やはり怖い。

でもその怖さこそ、他の時間術の本では述べられていない新しい学びだったなと感じます。

時間をお金と同様に考えてみる。

とにかく減り続けるT¥に対して向き合わないといけなくなると、
それだけ1時間にかける密度や価値も大きくしていかないといけない。

それでいうと、以前も記事に書いたんだけれども、
1年生の時に先輩に怒られ、時間とお金のことを教わってから、
考え方がものすごい変わりました。

1時間当たりの価値の最大化をするにはどうすればいいのかを自分なりに考えて動き続けた結果が今の自分だも思ってます。

お金って失うのが嫌で節約するけど、
時間ってどうしても蔑ろにされがち。
自分自身もここの管理は甘い部分があるかもしれないけど、
とにかく可視化することが大事だと話してました。

とは言え、時間術で自分を殺すことも。時間術の最大の目的は自分の幸福。

できる範囲からということで、
1時間節約するというより、3秒の節約を積み重ねる方法が解説されていました。

が、最後に話していたのは、
過去、筆者が効率化を追い求めすぎて、倒れかけた経験でした。

自分自身も思い当たる節があり、若干最後は感情移入しそうになりながら読み進めていましたが、
何よりも、まずは自分の幸福。
その手段としての時間術。

捨ててはいけない無駄もあるので、そこはしっかり見極める。
短期的な時間術に走りそうになるけど、中長期的には必要になってくるものもあるはずなので、そこの見定めはするように、とのメッセージです。


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時間術と「死」を組み合わせる斬新なスタートでした。
かなり内容も深かったです。

時間術の本を読む際、
この本も併せて読むと、より本質が理解できるかもしれないです。

はなも(ん)


P.S.

今回参考として、以前大学の授業に関して、「お金で換算したことあるか?」と、感じたことをありったけ書いてしまったnoteを上げておきます。


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