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いつか、誰かのために”残す”こと。
27歳で癌が発覚したとき、最も不安を感じたのは、情報の少なさであった。
病名に関する文献や記事は溢れているが、そもそも癌になる割合は高齢者が多いため、症例が若者に合致しないケースも多い。また、実際に体験した人の声も少なく、だからこそと言うべきか、いつか、誰かが残してくれた闘病体験との出会いが、心を救ってくれることがあった。どのような治療をしたのか、抗がん剤の副作用について、社会復帰後の生活は?な
【Vol.02】見える景色が全く違う
花屋とは見える景色が全く変わりました。
花屋は、どちらかというと矢印が常にお客様に向いてます。「どんな色が好きなんだろう?」「贈る人はどんな気持ちなのかな?」と、人の心を常に読み、考える仕事だなと思います。
同じ花を扱う仕事で、本質的には同じなのかもしれませんが、花農家は矢印は常に「花」に向いています。この花を育てるためにはどんな土壌で、どんな世話が必要なのか。毎回成長の経過を一株ずつ観察して