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ネイルサロン漂流記④

みなさんお疲れ様です。
ネイルサロン覆面調査員の夏木です。

前回から3週間経ったので、また新たなネイルサロンに突撃してきました。


西口・S店

恵比寿駅西口から徒歩6分のビルに入っているお店です。
同フロアのマッサージ店(健全なやつ)と中で繋がっており、トイレを共有する形でした。

スタッフ1人・席数1の小規模店舗。
店内は窓が多く開放的な雰囲気です。
それでは勝手にレビューさせて頂きます。


良かった点

・サンプルの再現性が高い

初めて行く店舗では、サンプルの中から選ぶ「定額制」のメニューに必ずしています。
担当者の技量が分からない内から複雑なデザインの物を持ち込むのは気が引けるし、価格の予想もつかないからです。

今回選んだサンプルは色味がやや秋めいていたので「初夏っぽいカラーで」とお願いしてみました。

大理石ネイル

写真では分かりづらいですが、薄紫のベースにチェンジしたことで軽やかさがアップ。
大理石のアートも美しくて大満足です!


・おしぼり&ハンドマッサージ

施術後におしぼりで手を拭いてもらってスッキリ!
そしてハンドマッサージまでしてもらえました。

最近気付いたんですが、私はおしぼり&ハンドマッサージが実は結構好きみたいです。
必ずやってほしいわけではないけど、あると嬉しい。


悪かった点

・担当さんのマシンガントークが凄い

無口なネイリストさんが苦手なので、喋るネイリストさんは好きです。
好きだけど、担当さんが大阪のオバチャン並みにめちゃくちゃ喋ります

無言の気まずい時間を作らないように、との配慮だと思いますが、私は相槌を打つのが精一杯…。
初めて会ったのに、もう彼女の家族構成やら別れた男の話までガッツリと情報をもらいました。
ある意味凄い。

とても明るくて面白い人ではあったのですが、話を聞くのに疲れてしまいました。
でも「サロンで何を話していいか分からない」という人にはちょうど良いのかもしれません。


・細かい目配り忘れがち

施術後すぐに「お会計こちらになります」と伝票を渡されたのですが、まだ預けたバッグを戻してもらってないので支払い出来ないんですが…。

「あの、バッグいいですか?」
「あ!スミマセン!」

とすぐに出してもらったのですが、一緒に預けた指輪は…?

「そうでした指輪もでしたね!はい、こちらです」

まぁウッカリそういうこともあるよね、と会計を済ませ、店を出てビルの外に出た時でした。

ヤバイ。
日傘忘れた。

わたくしの命綱・サンバリア100をお店の傘立てに入れたまま忘れて来てしまったのです。
すぐにお店に戻り、インターホンを押しました。

「あれ?どうしましたか?」
「あの、日傘を忘れてしまって…」
「あー!そういえばお預かりしてましたよね!スミマセン!」

無事にサンバリア100を救出した帰り道。
ちょっとこのウッカリは許容できないな、と感じました。

勿論忘れ物をしたのは私ですし、そもそも自分でしっかりと覚えておけば良い話ではあります。
しかしお客様に忘れ物をさせることは店としてもデメリットしかないのです。

すぐに気付けば追い掛けて渡すことも出来ますが、後になって気付いた場合はお客様に電話しなければなりません。
いつ取りに来られるかの確認や、貴重品の場合はどうやって保管するかなど、スタッフの余計な業務や残業時間が増えてしまいます。

その点ケイちゃんは私に忘れ物をさせたことがただの一度もありませんでした
帰り際に必ず「お忘れ物無いですか?」と声を掛けてくれた上で、バッグ・上着・指輪・傘など、私の預けたものが何も言わずともスッと出てきます。

私は彼女のネイル技術や人柄だけでなく、こうした目配りやホスピタリティを買って通っていました。
あんまり「ケイちゃんケイちゃん」言い過ぎて、別れた元カノが忘れられない女々しい男みたいになってきましたけども。


・エレベーターが無い

上記の忘れ物をしたことにより、3Fにあるお店まで階段で2往復する羽目になってしまいました。
いや別にエレベーターが必須というわけではないんですが、これからも担当者はお客様に忘れ物をさせ続けるのだろうと思うと、ちょっとしんどいです。


総評

初回ジェルオフ無料・定額デザインで12,000円。
技術が確かとはいえ、この値段はかなり強気だなと思います。
2回目以降はこれにオフ代が加算されるわけですし。

というわけで別の店を探します…と、ここでお知らせが。
実は6月にケイちゃんが新しくお店をオープンすることになりました!
やったね!

今回は個人サロンではなく「店長」としてお店を任されている形です。
私としてはすぐにでもケイちゃんに会いに行きたい勢い(元カレの執念並み)なので、ネイルを無理矢理スケジューリングして予約を取りました。

この「ネイルサロン漂流記」シリーズは今回で一旦終了となります。

それではみなさん、次回はケイちゃんのネイルでお会いしましょう。
ごきげんよう。


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