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【食レポ】五反田のお鮨屋さんに行ってみた
みなさんお疲れ様です。
鮨の〆には穴子が欲しい夏木です。
さて美食仲間・ぐっさんと一緒に五反田のお鮨屋さんに行ってまいりましたのでレポします。
※写真が多いのでスクロール長いですが本文は2,500文字です。
鮨 あさひ
五反田駅東口から徒歩5分程の場所にあるお店です。
コンセプトは「気軽に行ける高級寿司店」。
赤酢のシャリと全国各地の旬魚介からなる贅沢なお鮨をリーズナブルに頂けます。
極上SAKEペアリングコース
お店のもうひとつの特徴が日本酒ペアリングコースがあること。
日本酒ソムリエが選び抜いた銘酒がお造り・握り・焼き物など、それぞれの料理に合わせて提供されます。
この日担当してくださったのは上村さん。
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めっちゃ顔と肩書きが濃い。
そんな宮崎が生んだフレディに握って頂きました。
ここでみなさんに大切なお知らせが。
名刺の時点でお気づきかもしれませんが今回の写真、8割以上が夏木撮りとなっておりまして…。
ピンボケ・謎の色合い・白飛びなどが起きていますがどうぞご容赦ください。
季節の先付け
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色が同化してしまいました不思議ですね…。
何が何やら全然分からないと思いますが、左上:茄子の煮浸し、右上:水蛸の梅和え、下:湯葉のジュレ添えです。
タコが瑞々しい食感!
外の熱気でまだ暑かった身体が、冷たい前菜のおかげで心地良く涼やかになりました。
生雲丹ペアリング
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「水芭蕉」というスパークリング日本酒との組み合わせ。
グラスの縁に付いているのは汚れではなく竹炭塩です。
北海道産雲丹を頬張ると、磯の香りと共に舌の上で滑らかにとろけていく…!
濃厚な風味が口中に残っている内に日本酒をキュッと。
甘みと共にスッキリとした余韻が残ります。
幸せ。
王祿 渓
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ここからは2から3品につき1杯のペアリングです。
まずは島根・王祿酒造の「渓」から。
瑞々しくスッキリとした味わいです。
鱧のお造り
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京都でも食べたので今季早くも2回目の登板。
紫蘇の花の香りが良いアクセントでした。
もずく酢
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沖縄産のもずくに山芋と生姜のすり下ろしを添えて。
実はもずくがあまり得意ではないのですが、こちらは細くて柔らかかったのでスルスルと頂けました。
甘酸っぱくて美味。
スズキ
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色が残念な感じになってますが実物はとても美しいです。
歯ごたえが良い感じ。
上喜元 彗星
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北海道産酒米・彗星を使用した酒田酒造のお酒。
ほんのり柑橘系でフルーティです。
モロヘイヤのすり流し
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上に金糸瓜とジュレが載っています。
モロヘイヤ特有のエグみが一切無く、大変美味しく頂けました。
最後が食べにくかったので、スプーンを付けてもらえるともっと良いかも。
真子鰈
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夏が旬の真子鰈。
クサみが一切無い!
イサキ
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軽く湯通しがしてあって皮まで美味しく頂けました。
蒸し鮑のトリプリング
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料理とお酒を合わせることを「マリアージュ」と呼びますが、料理+お酒+αを合わせることを「トリプリング」と呼びます。
濃厚なチーズクリームソースに蒸し鮑を絡めると、心はイタリアへ飛翔。
「ここにパスタを投入したい!」という気持ちをグッと堪えて獺祭用に使われる山田錦のお米を入れます。
何ということでしょう。
「こんなに美味しいリゾットが存在していいのか?」というレベルの最高のマリアージュが完成。
そして最後に獺祭をキュッと。
「トリプリングはこんなにも人を幸せにするのか…」としばらく脱力したほどの美味しさでした。
鳥海山
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秋田・天寿酒造の夏用日本酒。
脂や旨味の濃いネタにも負けない味わいです。
帆立
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青森で最高に美味しい帆立を食べたはずの私ですが。
正直「飲み込むのが勿体無い…」と思った逸品…!
今回のコースのMVP。
本鮪(トロ)
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美味しくない訳がない。
東鶴
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佐賀・東鶴酒造の純米酒。
まだまだ飲みます。
とうもろこしの炊き込みご飯とお出汁のペアリング
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また色が同化してますね何なんでしょうこの現象は。
まず甘いとうもろこしのご飯を一口頂いてから、お出汁をかけてお茶漬け風に。
夏の旨味が凝縮されたような逸品です…!
小鰭
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江戸っ子の魂。
酸味がクーッと来て堪んないねぇ。
漬け鮪
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赤身はマスト。
漬けにすることでネットリ感が増して最高です。
田中六五
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福岡・白糸酒造のお酒で、私の行きつけ蕎麦割烹「そばがみ」にも置いてあります。
出てきた時に思わず「あ、これ進研ゼミで出たやつだ!」みたいにはしゃいでしまいましたスイマセン。
銀鱈の西京焼き
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小学生の時分、焼き魚が嫌いだった私が唯一食べられたのが銀鱈の西京焼きでした。
祖母は私のために知り合いの魚屋さんへ頼んで卸してもらっていたそうです。
今考えたらとんでもなく贅沢な小学生だったなと思いつつ、やっぱり銀鱈はめちゃくちゃ美味しい…!
金目鯛
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「金目鯛は煮付け」派が多いのも分かりますが、私は刺し身or鮨派です。
脂の乗りが最高。
とろたく
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最後の鮨はとろたく。
巻物を食べると「今日もお鮨を沢山食べたなぁ」と思うのですが…。
穴子
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まだお腹に余裕があったので穴子を追加注文してしまいました。
ていうか穴子を食べないと終われない…!
フワッフワの身とタレのコラボレーションでようやく終幕が見えてきました。
しじみのお吸い物
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明日への活力。
黒龍 貴醸酒
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福井・黒龍酒造のお酒で、食後酒にピッタリな甘い味わいです。
玉子
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表面に砂糖がまぶしてあって、キャラメリゼして提供されます。
所謂寿司屋の玉子、ではなく完全にデザートです。
濃厚で美味!
お土産
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読めないと思いますが「勝山」と書いてあります。
宮城県のオシャレなお酒をお土産に頂きました!
お土産を用意してくれるお店にハズレ無し。
総評
ペアリング付きコース料理+生ビール+穴子手巻きで、ひとり18,000円也。
全国の銘酒を頂きながらカウンターの鮨屋で20,000円を切るのは驚愕です。
銀座なら50,000円はしますね。
日本酒ソムリエの方が丁寧に説明してくださったり、心配りやホスピタリティも素晴らしいです。
欲を言えばイクラと穴子はコースに入れてほしかったですが、オプションで頼めますしね。
月に一度通いたい!と思える素晴らしいお店でした。
ご馳走さまです。
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