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8月は母の命日。

8月は母の命日がある。いつもは日々の生活で閉ざされている感情が毎年この時期になると、どうしよもなくこみあげてくる。

"寂しい。どうしよもなく会いたい。こんなに成長した私を見て、よく頑張ってるねと抱きしめてほしい。"
そんな思いで胸が一杯になってどうしよもなくつらくなる。

あれから6年という月日が経とうとしている。月日が経過するにつれて何となく記憶が薄れていくけれど、母の病気の進行とともに崩壊していく家族や怒鳴り上げてた父の姿は記憶から全く消えてくれない。

母は私ぐらいの時いろんな外国に足を運んでいた。そんな母が外国で目にしていただろう光景を今私もたくさん経験できている。母が外国から祖母に送っていた手紙を、私も行くたびに開いてみるのがとても楽しい。母は、いったいどんな景色をみていたのか、どんなことを考えていたのか、母の人生を体験しているかのよう。

6年たった今、何より母に伝えたいこと。
私は今とっても幸せだよ。ドイツでおいしいものをたくさん食べ、たくさんの自然に囲まれて生活しているよ、と。

母の命日当日は友達とメキシコに行ってきます。私の人生全力で楽しんでるから何の心配もいらないよ。

そしていつも母が見守ってくれている気がするから、不思議となんだかどんなときも心強い。
これからも何があっても自分を信じ続けれるように見守っていてください。




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