見出し画像

人間関係の落とし穴:言ってしまうからこじれるのよ〜  

 うちの夫君は一言多い。結婚前からそうだった。会社でも言われると言っていた。つまり、言わなくてもいいことをサラッと言ってしまうことがよくあるのだ。これが結構傷つく。流してしまえばいいのかもしれないけど、私は傷つく。多分、同じことを言われても、夫君は傷つかない。多少のことには動じない心の強さを秘めている。

 遺伝というのは恐ろしいもので、この難ある癖を娘たちが引き継いているのだ。娘が新年会の最中、社長にダル絡みしたようで、社長に「君はまだ会社に貢献してしていないから!」と言われたらしい。社長にそんな言葉を言わせてしまうような、いらない一言を呟いた娘も、一言多いのよね・・・。でも、夫君と娘の違いは、メンタルの強さである。夫君は最強のメンタルの持ち主で、全然傷つかない。鋼のメンタルの持ち主である。一方、娘は傷つくと、奈落の底まで落ちてしまうほどのメンタルの弱さ。

 動物に例えると、夫君は普段はシバ犬のくせに、何かあると「狼🐺」ほどの強さを持ち合わせているのに対し、娘は普段はシベリアンハスキーくらい威勢がいいのに、何かあると「チワワ」みたいな感じになってしまう。(犬についてあまり詳しくないので、イメージです)

 だったら余計に言葉に気をつけりゃぁいいのに・・・と思いながら見ている。そう、ただ見ている。だって、そんなメンタルの持ち主に、何を言っても無駄だからだ。連休が終わり、明日からの仕事、きちんとできるかなぁと心配するのは親心。結構長く「親」やってるけど、ホント、幾つになっても親って子供のことを心配するものだとつくづく思う。「過保護じゃん」って思っている諸君!皆さんの親も、結構心配しているよ〜。

 末娘も一言多いのよね・・・。最近、ブレイクした感じで、前はそんなこと言う子じゃなかったのに😭 それも、犬というより完全な猫🐈。マイペースで、甘え上手なくせに、可愛がろうとすると、爪を出すという典型的な猫です。全く、我が家の女どもは!!!

 私?う〜ん、自分のことはよくわからないけど、余計な一言はあまり言わない方かも・・・。でも、もしかして言ってるのかぁ。仕事場では結構気を遣いながら生きてきた。波風立てないように、穏便に穏便に。生活かかってますから。娘たちも、長く生きていくことで、学んでいってほしいと切に願わずにはいられません。言葉によって傷つくこともあるけど、言葉によって救われることもあるから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?