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検査。

さて、検査当日。
検査は10時から。
看護師さんに付き添われ手術室へ。
知り合いばかりだから、恥ずかしいっていうか、なんというか。

手術台に上がり、血圧測定。
160を超えてる...
まぁ、緊張してるからね。

ルート確保して、まずはフェンタニルをワンショット。
なんとなく、体が熱くなってくる。
それに続いてプロポフォールを追加。
麻酔科医より、血管痛い?と聞かれる。
確かに液体が入ってきたのがわかるし、刺激を感じるかも...と思っていたら、終わりましたよーの声。
意識が落ち、検査も終了。
いやはや、プロポフォール、すごいね。

少しうとうとした状況で、医師から簡単に説明。
石はやっぱりない。
腫瘍があったから組織をとった。
組織取ったから、尿管が浮腫んで詰まらないように、ステントを入れました。
腎盂側の尿管は狭くなってて、さらに上まで見たかったけど、カメラが入らなかったので断念。
とのこと。

腫瘍あったんだー。
悪性?っていう質問には、まだよくわからないから生検の結果を見て判断とのこと。
まぁ、話をする先生の目が笑ってないし、これは悪性ってことを覚悟しておいたほうがよさそうだ。

部屋に戻って妻と対面。
妻の方が先に医師から説明を受けていたようだった。
まぁ、なるようにしかならないねという話をしてうとうとする。

検査後なので、今日はベッド上安静。
飲水は麻酔の切れる3時間後から。
それまでは、酸素を吸入するためのマスクを装着。
喉が渇くと言われたけど、それはそうでもなかった。
問題は尿道カテーテル。
とにかく、尿道に通した管に違和感を感じる。
あー、これが患者のいう尿が漏れるっていう感覚か...と冷静に考える。
確かに管入ってるのに漏れる感じあり。
そして、少し痛みもある
舌がんの時は、口の中や喉がしんどくて、尿道カテーテルなんて全く記憶になかったんだけど、意識が向くとやっぱり感じるんだな。
なので、ジクロフェナクの坐薬を入れてもらう。
これ使うとだいぶ落ち着く。
それでも、少し気になるけどね。

夕方に先生たちの回診があって、血尿と発熱がなければ、明日退院で問題ないとのこと。
熱はないけど、組織をとった事もあり、血尿の色が濃い...
ま、水分しっかりとってねって事なので、一生懸命に水分とります。
それでもなかなか薄くならない血尿。
頼むよ...

さっさと寝て、次の日を迎えたかったけど、麻酔が残っている間はともかく、酸素も外れて、自由になった夕方以降、尿道カテーテルの違和感が気になって全然寝られない!

そしてもう一つ、繋がったチューブや器具にも悩まされる。
尿道カテーテルと点滴はベッドの左側にあって、右側には心電図、血圧などのモニターがある。
基本は、尿道カテーテルにテンションかけて違和感が強くなるのを避けたい。
そのため左しか体を向けられないんだけど、そうすると、心電図モニターの電極とか剥がれやすくて、看護師さんを呼ぶことになるし...

そして朝方。
男性の生理現象として朝方の勃起があるわけですが、これで尿道カテーテル痛みが強くなる。
尿道が狭くなるのかな?
少しうとうとできたと思ったら、そんな痛みで目が覚める。
起きると勃起も解消されていくから落ち着いていくんだけど、寝たいのに寝れない感じが嫌だ。

やー、なのでほとんど眠れなかった。
やれやれ。

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