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尿管がんになりまして。手術延期

気がつけばけっこうな時間が空いてしまいましたが、話を続けます。

尿管がんになりました。
手術をしましょうということになりました。
そんな手術日は受診から2週間後。
ほんとスピーディな展開で、とても心が落ち着きました。

ただ世間では、新型コロナウイルスが猛威を奮っておりまして、毎日、徐々に感染者数を増やしています。
これはやばいね..という報告がどんどん強くなっていく。
とはいえ、正直、人ごとでした。
厳密には、自分の仕事にも関係することなので、気にはしていましたが、自分と家族が感染しなければ、どうにでもなるなという感覚。
いやはや、甘かった...

その電話がかかってきたのは、入院を2日後に控えた日の午前中。
事前に言われていた、入院する病室が4人部屋か、それとも個室かを最終的に報告される電話かと思ったんです。
電話に出てみると、事務の方ではなく主治医の声。

手術室の看護師さんがコロナに感染したので、手術は延期です。
とりあえず、枠として5月18日を押さえたから、問題なければそこで。
もしかしたら早まる可能性もあるから、その時にはまた連絡します。

淡々と、でも、伝えることはしっかり伝える電話内容。
理解しました。
でも、拒絶したくなるよね。

自分が新型コロナウイルスにかからなくても、こういうことは起こるんですよ!
医療崩壊が始まるって言われてたし。
なんでこの可能性を考えていなかったのか。
いや、ほんと凹んだ。
表面的にはなんとか取り繕っても、心が落ちる。
まぁ、メンタルもやしっ子ですからね。

やー、だめだ。
これはもう、落ちすぎだ。
こんなことが起こるんだなーと、1人ぐったりしておりました。

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