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攻めろ、ホークス。

 どうも、夏田です。最近えげつない補強が進んでますね。今日も有原3年15億…オスナ近藤ガンケルに嶺井。どこまでもお金があって羨ましい限りです。しかし、千賀選手の件でもめていたりするのもまた事実。今回は癖のあるホークスについて少し考えてみようかと思います。

1派手な補強

 今年は特に目立ちましたね。流石の一言です。金満だなんだと叩かれることもありますが、これは仕方ないことだと思います。投資した分、働いてもらってより興行収入につなげる、これは野球でなくとも世の中の大半のものがこのサイクルで出来ています。これを否定すると資本主義そのものの否定になりますからね。
 ただ、この手の話題で巨人ばかりが叩かれているのが気になるところです。それこそ昔にブランコ、中島、小谷野、バリントンと暴れたオリックスも標的にならないとおかしなはず。人気だから叩く、ここがどうも嫌なとこ出てるよなと思うんですよね。文句あるなら全部言えよと。
 ソフトバンクの補強がどうなるのか分かりません。僕はガンケル近藤のスペがブランコ中島みたくなりそうにも見えるんですが…有原もどこまでやれるのかなぁとも思いますし。ただ戦略としてはアリに決まってます。来年オリックスの強敵として現れてほしいものです。

 2 携帯電話会社と同じですよ。新規加入の人には優しくて既存の人はそのまま。

 …杉内俊哉選手の名言(迷言?)なわけですが(笑)1で述べた通り、新しく入る人には手厚い金額と保証、言ってないだけでおそらくコーチ手形もあったりするでしょう。しかしながら既存の人に対する説明がいつもあやふやなのはこの時から変わっていないようです。千賀選手の件なんですけどね。
 僕はポスティング拒否はダメだとは思いません。そもそも絶対容認しなきゃいけないものでもないですし、金銭に魅力なしと感じたり、必要戦力が抜けて興行収入ダウンにつながると損失だと考えることも勿論あるからです。しかし、明確な説明がないのは良くないのではないでしょうか。スポーツは人と人とのつながりあってです。千賀選手は育成で入れてもらってここまでの大投手へと成長する環境を整えたホークスに感謝しなければなりません。そして、ホークス側も言い方悪いですが、投げてもらって興行収入ありがとうございますと感謝しなければならないはずです。
 こういったコミュニケーションにはやはりポスティング拒否の説明は必要なのではないでしょうか。ポスティングをさせないことで球団としてはこういうメリットがあるし、我々は育成と設備投資、FA後にはこういった保証もありますよと説明すれば納得はしなくともその論理は理解してくれたはずです。
 一度杉内俊哉選手の時に上手くいかなったのに再びこういったことが起きたのは残念なことです。何とかいい方向で解決してくれることを願うばかりです。

3 大量の育成指名

 正直言います、僕はこれ好きじゃないです。というのも育成選手を大量に抱えることでどうしても出にくい選手が出てきてしまうこと、また社会人野球などの裾野が狭まることにもつながりかねないからです。
 大学、社会人野球の方が試合には出やすいという話は様々な方が証言しています。これらに有望な選手は入らず、育成指名でも入団を選ぶことになるとどうしてもチームが強くなりにくくなるケースが出てきてしまいます。勿論、1で述べた通り、これも投資戦略の一環ですから否定は出来ません。でもこのまま大量の育成指名が進行することで選択肢が狭まるのは嫌だなぁと思いますし、野球全体のメリットにつながるのかなとも思ってしまいます。
 日本はアメリカのように沢山の形態で野球に携われるほどの競技人口がいません。様々な形態を残すためにも是非企業や大学、独立リーグはそれぞれのメリットを宣伝し、より野球そのものを盛り上げてほしいです。

 
 ソフトバンクの手法には驚かされるばかりです。これからももっと!もっと!もっと!野球を盛り上げてほしいなと思います。オリックスファンの私からすると脅威なのでそろそろ補強やめてもいいのよ。

 PS 今年のソフトバンクのスローガンダs…いやなんでもないです。

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