大きな流れに身を任せるということ。③

「なつちゃんはね、踊ってるよ。

こうすごくエキゾチックな衣装でね

誰か観客にみせる踊りじゃないのよね。

かみさま に捧げてる踊り。


表現してなきゃだめよ、あなたは。」






なぜかわからないけど、涙があとからあとから溢れて止まらなかった。



お寺に生まれたことも、「宗教」にずっと抵抗があったことも


「まあそれはねー。ずっとやってるから。

逆にそれしかやってないのよ。

どの人生でも、あなたは真理に近づきたい魂なのね。

だから、インドでもかなりディープな修行をやってたし、マリア信仰の教会で修道女だった時もあるし、日本でも巫女だったし。」



「でもね。

不思議なのは、あなたって経典を唱えたり座って手を合わせてる姿はほとんどないの。

ずーーーっと、とにかく動いてる。

舞ったり、ダンスや表現で、そうね、身体で祈ってるのね。」




覚えていないはずのその記憶達が


鮮明に目の前を次々と通り過ぎていき、そのたびにぽろぽろと涙が出た。




表現すること。



どれくらい長く、

そこから離れていただろうか。





おどりたい。

身体全部で、表現したい。





表現。




もう遠い過去に終わったと思っていたその場所に


長い回り道を経て


また戻ってきたのだろうか。






その夜、夢を見た。



それは、不思議な不思議な夢だった。



あたり一面まっしろな世界で


ただくるくると


喜びの中で踊り続ける夢だった。





「あなたは沢山の魂の輝きを、その目でみたのでしょう?

こんどはそれをこの世界に出していかなければならないね。」


夢の中で、誰かが言った。





おどってみよう。



そう思った。




子どもを授かる前、

演劇の舞台に立っていた時にも

踊りには興味があった。


言葉のない表現にとてつもなく惹かれた。




その後すぐに、

古典インド舞踊を習わせてもらうことに決めた。



それが、ほんの2カ月ほど前の話。



そこからまた、奇跡のようなシンクロの中で生きている。


その後の話は、またどこかでシェアできたらと思っています。




全ては深い部分で繋がっている。




これらさえも、まだ通過点なんだろう。



どこへ行くのか、ゴールはあるのか


わからない。



今はもう

わからないことこそが

道標になった。







「目を閉じると みえるもの


耳を閉じると きこえるもの」






これは、7日ほど前の目覚める直前に降ってきたメッセージ。





愛を込めて。




実はもう、文章を書くのもあまり集中ができなくなっています。笑





また!

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