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『だから、あなたも生きぬいて』

なつです!こんばんは🌝
495号
予定の組み直しが重なったけど良い昼下がりになりました🍚


では本題!

『だから、あなたも生きぬいて
(大平光代さん著)』
を読んで。


大平光代さんは、
中学2年生の時いじめを苦に割腹自殺をはかる。その後、高校に行かず非行にはしり、16歳に暴力団組長の妻となる。
22歳の時に養父と出会い一喝されたことで立ち直る決意をする。勉強に励み、「宅建」「司法書士」に合格。29歳には「司法試験」に一発合格して、少年問題の弁護士に。
その後結婚出産、大学教授を経て、子育てに専念しつつ、著述・絵本づくりなどを行う。


『だから、あなたも生きぬいて』は、

その光代さんの
半生を繊細に綴った本だった。



届いたメッセージは、

大切なのは
諦めずにチャンスを掴み取ること。
諦めずにチャンスを与えること。


わたし自身は
極妻とか割腹とか
縁がない話と思っていたけれど、

読み始めると
わたしの心の根っこは
光代さんの感情や行動に
しっかり反応していた。

親友だと思っていた人に
裏切らたと思い信じてもらえず
心がひき裂かれるほど痛いこと。

大切にしたいはずなのに
じぶん自身に精一杯で
大切な人や家族を大切にできずに後悔すること。

どこかでわたしも
感じたことがある気持ちだった。


光代さんはやがて
誰にも目を向けられなくなり
誰にも信頼を寄せられなくなった。

ひとりでもがけばもがく程
真っ暗な「アリ地獄」に
飲み込まれていったという。


そんなとき、養父に救われて
悲しいアリ地獄から
抜け出すことができた。


抜け出した後は
二度と落っこちてしまわないように
じぶんと闘い続けた。

今にも真っ暗な闇に
落っこちてしまいそうになるけれど
できると言い聞かせ
周りに気持ちを吐きながらも
這い上がろうとする葛藤、
その有様がありありと感じられた。

周りが見えなくなって
じぶんひとり孤独に思う日や、

じぶんや誰かを痛めつけてしまった日。

そんな日には
思い出したいし
思い出してほしい。

誰かと比較するのではなく
じぶんを見つめてみる。

じぶんのことで頭いっぱいでいいから
チャンスがきたら掴み切るのだ。


じぶん自身は
意外と図太くて
意外と繊細で

意外とじぶんのことわかっていない。


だから、あきらめない。


何度もつまづき転げながら
言い聞かせる。


一日一日を懸命に生きてみて、
じぶんのことを試しながら
じぶんのことを知ってみよう。

まだ知らないじぶんに出会っていこう。


わたしにとってこの本は、
前を向き進んでいくエンジンになった。


もしかすると
あなたの前に進む力になってくれるかも。ね。


今日も素敵な自分で🌻

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