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🇯🇵4回目の高知一人旅

先日、大好きな高知県に行ってきた。

高知に行くのは4回目。すべて一人旅。

高知県は、私の第二の故郷、
もしくは心の故郷と言っても過言ではない。



元々、高知県に行ってみようと思ったきっかけは、有川浩著「県庁おもてなし課」の舞台になった土地を見たかったからである。

「県庁おもてなし課」は錦戸亮と堀北真希で映画化もされた。原作も映画もとても好きな作品。


初めて高知に行ったのは、大学2年生の春休み。
なんと、高知県に1週間滞在した。四国を巡ったりはしていない。ずっと県内にいたのだ。異常である。

そのときのスケジュールは、凄かった。
高知市内はもちろんのこと、東西に長い高知県のあちこちに足を運んだ。

東は室戸岬と馬路村へ。南は桂浜へ。
西は仁淀ブルーを見るために中津渓谷まで。

私は運転ができないので、すべて公共交通機関で。

時間に余裕のある大学生だったからできた、今思っても凄まじい一人旅だった。

だけど、その1回で、私は高知県の虜になった。



その後社会人になってから、というか、この1年間では今回の高知旅行が3回目だった。

長らくコロナ禍で旅行を控えていたので、高知欲が溜まりに溜まっていて、さらに前職で抱えていたストレスと相まって、去年の8月と11月に思い切って久しぶりに行ってきた。
このときは、1回目に行けなかった四万十川まで足を運んだ。その話はまたいつか。



通算4回目の高知旅行である今回の目的は1つだけ。
それは、高知県立文学館で開催されている「ベルサイユのばら展」を見ること。

東京開催時にはもちろん観に行ったが、大好きな高知で大好きなベルばら展をやると知り、居ても立っても居られなくなった。


しかし私はまだ有休がないので、今回は土日で1泊2日旅。今までは短くても2泊してきたので、果たしてしっかり楽しめるか少し心配だった。

だけど、いざ行ってみると、高知市内だけであれば十分楽しめるということがわかった。

1日目は桂浜に行き、初めて桂浜水族館に入ってみたり。
夜はカツオの塩たたきとウツボの唐揚げを食した。

2日目は早起きして日曜市に行き、朝ごはん用に田舎寿司といも天、お土産にズッキーニやイタドリにしらす、摘果メロンの塩漬けなどをGET。それからベルばら展へ。

こんな感じで、ゆったり気の向くままに過ごし、とてもリフレッシュできた旅だったと思う。



最近は、高知に行くときはワクワク感もあるが、同時に安堵感を覚えるようになってきた。

「また帰って来れてよかったな」と安心するのである。

やっぱり高知県は私にとって第二の故郷なのだろう。


高知県には不思議な空気が流れている。
リゾート感とも、田舎のおばあちゃん家とも言えないような、ゆったりした空気が流れている気がする。

食べ物もなんでも美味しい。
カツオが有名だが、魚も肉も野菜も果物も卵もお菓子もお酒もソフトドリンクも、美味しいものが勢揃いしている。魚がダメな人も肉がダメな人も野菜がダメな人もお酒が飲めない人も、何かしらは美味しいものに出会えるだろう。

ちなみに私がいちばん好きなのは、ウツボの唐揚げと直七スカッシュ(お酒飲めないので)である。

そして、これは私の体感だが、高知県は観光客にとても優しい県だと思う。

いつもニコニコ接客してくれる店員さんたちのおかげで、毎回の一人旅も心地よく過ごせている。



高知は1人でゆっくりするために行くのも大好きだが、そろそろ誰かと行きたいな、と思い始めている。

とりあえず母親が元気なうちに連れて行きたい。(本人はあまり惹かれていないようだが)

友達とも行ってみたいし、恋人ができたら絶対に一緒に行きたい土地のひとつである。



なかなか「旅行しよう!じゃあ高知に行こう!」となる人は居ないだろう。

そんな人たちの心を動かせるように、もっともっと、高知県の良さを伝えていきたい。

あったか高知でまちゆうき!

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