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◆社交的キャンペーンのその後

4ヶ月くらい前にこんな記事を書きました。

このキャンペーンは、簡単に言うと、いろんな人と積極的に会ってみよう!という取り組みである。

日頃から人と会うことが好きな人からしたら、わざわざこんな取り組みしなくても…と思うのだろうが、割と1人でどこでも行けちゃうし、1人で過ごすのも好きな私にとっては、こういう取り組みってとても大事なのです。

もちろん、普段から友人ともよく会うのだが、意識していろんな人に会ってみるのは、よい刺激になる。

今回は、社交的キャンペーンを実施してみての感想や結果を書いていきたいと思う。


はじめに、こんなにしっかりと、長期的に、社交的キャンペーンをおこなったのは初めてだった。

多くの人と、食事を共にしたり、遊びに行ったりした。

3歳くらいからの幼馴染、小学校の友人、高校の友人、大学の友人、前職の人、今の職場の人、初めて会う人。
もちろん、家族や親戚にも会った。


どれくらいの予定があったかというと、飲み会レベルのものから1日がかりの遊びまですべて含めると、25個くらいの予定があったらしい。

キャンペーン期間を4ヶ月間とすると、1ヶ月あたり平均6個の予定があったことになる。我ながら頑張った。


正直、始めたはいいものの途中で辛くなるかも…と不安に感じていたのだが、実際始めてみると、いろんな人と会う予定を企画するのは楽しかった。

ちょっと疎遠になっていた友人とも久しぶりに会えたりして、新鮮な気持ちで会話できる機会も多かったからだと思う。

さらに有難いことに、突然飲み会に誘ってもらうようなこともあった。

社交的キャンペーン中は、「予定が空いていて、よっぽど気乗りしないとかでない限り、基本的に誘いは断らない」をモットーにしているので、そういう誘いにも乗っかるようにした。
そうすると、普段は聞けない話を聞けたりもするので、飲めないなりにも楽しめたかなと思う。

あとは、自分ってこの頃の友人と会うときはこういうキャラだけど、こっちの友人と会うときはこういうキャラだな〜みたいに、自分のコミュニケーションスタイルを客観視できた気もする。
どんな私も私であることに変わりはないし、決して無理をしている訳ではない。楽しみ方が違うだけ。

ということで、総じて、個人的には社交的キャンペーンを実行できてよかったと考えている。


しかし一方で、寂しさを感じたりもした。

学生時代からそうなのだが、私は自分から誘うことの方が多くて、誰かに声をかけてお誘いされるということが少なかったように感じている。幹事のような立場になることがそこそこ多い。

今回のキャンペーンも、自分から誘った予定は結局8割くらいだった気がする。つまり、自分から行動していなければ、8割の人には会えていなかったことになる。
今回は、自分からいろんな人を誘ってみる、というのも意識していたので、問題はないのだけど…。

学生時代、いつの日か日記に書き殴ったことがあるのをいまだに覚えているのだが、「私はきっと、自分から誰かをお誘いし続けないと、いつかは誰とも会えなくなってしまうんだろうな」と定期的に考えている。


相手が好きな人であれ苦手な人であれ、「自分のことを選んで誘ってくれた」という事実って、とても嬉しい。

だけど、「誘う側」でいることの方が多いと、「この人は私が声をかけるから会ってくれているだけであって、本当はわざわざ会いたいとは思っていないのではないか」などと余計なことを考え始めてしまう。

そうすると、いっそのこと自分から誰も誘わなければ、こんな感情を感じる必要もない、と思って、また1人で過ごす時間が増えたりするのだ。

人間の思考回路って面白いものですね。

それなら次は、「社交的キャンペーン」じゃなくて、「誘ってもらえる人間になるキャンペーン」でも開催しようかな…などと思ってみたが、それは私自身ではどうしようもできないことなので、開催は断念した。

まあ、学生時代こそ、いつも遊びや食事や飲み会に誘われている友人を見て羨ましく思ったり妬んだりしていたが、もう大人になり、他人への興味も薄れてきたので、そこまでショックを受けることはなくなった。

が、寂しいものは寂しいし。
ずっと誘い続けて、お店探して、人と喋り続けるのはちょっと大変。何事もメリハリが大事。


ということで!
社交的キャンペーンは、というか、"自分からガンガンいろんな人を誘う"社交的キャンペーンは、3月をもって終了することとしました。

会ってくれた皆さん、ありがとう。楽しかったです。

これからしばらくの間は、予定はほどほどに入れ、自分が大切にしたいと思える時間を、大事にしていきたい。

だけど、フットワークは軽くいたいから、楽しそうなお誘いには積極的に乗っかっていこうと思ってる。


ところで、結局のところ、こいつは社交的キャンペーンを開催して良かったと思っているのか?悪かったと思っているのか?みたいな内容になってしまったが、心の底から、「良かった!」と思っているのでご安心を。

今までに出会ったご縁は大事にしていこうと改めて考えるきっかけになったし、これから大事にしていきたいと思える新たなご縁に出会ったりもしたので。


だから、気が向いたらまた開催するかもしれない。

それが半年後なのか、1年後なのか、それは分からない。意外とすぐに第2回を開催しているかもしれない。

けど、一旦ここで一区切り。何事もメリハリが大事。
大事なことなので2回言いました。

みなさんもよかったらやってみてくださいね。
社交的キャンペーン、一度やってみると楽しいですよ。


そんなこんなで、新年度も楽しくがんばっていきます。

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